経口新薬ラッシュを迎えた抗血栓薬市場、バイオシミラー黎明期の造血薬市場
2012年 世界の血液関連薬市場

商品番号 mr310120021
価格 ¥ 95,700 税込
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概要

◆日・米・欧3極でみた血液関連薬市場は、2010年度でおよそ3兆4,500億円。前年度比7.7%の減少で推移している。

◆このうち最大規模の抗血栓薬市場は、ブロックバスター「Plavix」が欧州で後発品と競合し、売上規模が縮小した。一方で新規経口剤の上市が相次いでいるほか、複数品目が開発後期~申請段階。市場は既存品およびその後発品、さらに新薬が混在し、シェア争奪戦激化の様相を呈している。

◆また、造血薬市場では、EPO受容体作動薬 peginesatide の米国上市が間近とみられる。また、長時間作用型G-CSF製剤 lipegfilgrastim も開発後期段階。両剤の上市が、少数企業の寡占状態にあるEPO製剤、G-CSF製剤両市場に風穴を開けることとなるか、注目が集まる。

◆日本市場では「プラビックス」の快進撃が続く一方で、欧米に先駆けて発売となった「リクシアナ」や上市間近の「イグザレルト」、開発後期段階のアピキサバンおよびプラスグレル等が強力なライバル候補と目されている。造血薬市場ではEPO製剤で初のバイオシミラーも登場。国内でも既存製品と新薬の攻防激化の兆しが現れている。

◆本資料では、血液関連薬として抗血栓薬・造血薬・止血薬の市場および開発動向を、日・米・欧3極を中心に調査・分析した。さらに、参入各社の商品展開や今後の戦略等をレポートしている。


目次

調査概要

【世界市場編】
 1.血液関連薬の範囲および種類・特徴・対象疾患
 2.血液関連薬の主要製品
 3.日・米・欧3極の血液関連薬市場規模
  1)地域別市場規模
  2)薬効別市場規模
  3)企業別シェア
  4)種類別・ブランド別シェア
 4.今後の市場予測

【日本市場編】
 1.血液関連薬の市場背景
 2.血液関連薬の主要製品一覧
 3.血液関連薬の市場規模
  1)薬効別市場規模
  2)種類別市場規模
  3)企業別シェア
  4)種類別・ブランド別シェア
 4.血液関連薬の開発状況
 5.今後の市場予測

【米国市場編】
 1.血液関連薬の市場背景
 2.血液関連薬の主要製品一覧
 3.血液関連薬の市場規模
  1)薬効別市場規模
  2)種類別市場規模
  3)企業別シェア
  4)種類別・ブランド別シェア
 4.血液関連薬の開発状況
 5.今後の市場予測

【欧州市場編】
 1.血液関連薬の主要製品一覧
 2.血液関連薬の市場規模
  1)薬効別市場規模
  2)種類別市場規模
  3)企業別シェア
  4)種類別・ブランド別シェア
 3.血液関連薬の開発状況
 4.今後の市場予測

【個別企業編】
〈日本企業編〉
 ・協和発酵キリン      
 ・田辺三菱製薬   
 ・小野薬品工業       
 ・持田製薬 
 ・第一三共
 ・大塚製薬
 ・大正製薬
 ・科研製薬
 ・アステラス製薬
 ・キッセイ薬品工業

〈海外企業編〉
 ・Amgen  
 ・Sanofi
 ・Bristol-Myers Squibb
 ・Johnson & Johnson
 ・Roche
 ・Bayer HealthCare
 ・Eli Lilly
 ・GlaxoSmithKline

 《調査項目》
  1.血液関連薬の商品展開
  2.血液関連薬の販売状況
  3.新薬の開発状況
  4.血液関連薬の販売高
   1)地域別販売高
   2)種類別・ブランド別販売高
  5.今後の市場見通しと展開


資料体裁:A4判 138頁
発 刊 日:2012年3月2日

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