2014年 世界の抗癌剤市場

―参入各社は癌免疫療法へシフト、癌治療は新たな時代を迎える―

商品番号 mr310140168
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査主旨】
◆日・米・欧3極における抗癌剤市場は2013年度で5兆8,778億円。これは円安の為替レートが追い風となり、前年度より29.1%も拡大している。

◆市場拡大の牽引役となっているのは、分子標的薬。とりわけ、去勢抵抗性前立腺癌治療薬の「Zytiga」および「Xtandi」や、メラノーマ治療薬の「Yervoy」「Zelboraf」「Tafinlar」「Mekinist」、さらに難治性の結腸直腸癌治療薬である「Stivarga」が新たな市場を切り開いている。また、「MabThera/Rituxan」の後継品となる「Gazyva」と、新規抗HER2療法薬の「Perjeta」および「Kadcyla」が登場して、市場の成長を後押ししている。

◆さらに、世界初の抗PD-1/PD-L1療法として、日本ではnivolumabが、米国ではlambrolizumabがそれぞれ2014年中に発売される見込み。両剤の登場によって癌免疫療法が勃興し、個別化医療と並ぶ癌治療の主流になると期待が高まっている。

◆分子標的薬以外では、新規サリドマイド誘導体の「Pomalyst/Imnovid」、アルファ線放射性医薬品の「Xofigo」、世界初のフルオロチミジン系代謝拮抗剤の「ロンサーフ」が2013年から2014年にかけて発売され、市場の成長に弾みをつけている。

◆当資料では抗癌剤の市場動向および開発動向を日・米・欧3極を中心に調査・分析している。さらに、主要企業の商品展開や提携状況、業績、開発状況などを調査し、各社の成長戦略をレポートしている。

目次
【世界市場編】
1.世界の癌の状況
2.世界の主な抗癌剤
3.日米欧3極の抗癌剤市場分析
 1)地域別市場規模
 2)種類別市場規模
4.世界の抗癌剤の売上高トップ15メーカー
5.世界の抗癌剤トップ15ブランド

【日本市場編】
1.日本の癌の状況
2.抗癌剤の主要製品一覧
3.抗癌剤の市場分析
 1)日本の抗癌剤市場規模
 2)種類別市場規模
4.メーカー別販売高
5.ブランド別販売高
6.種類別・ブランド別販売高
 1)ホルモン製剤
 2)代謝拮抗剤
 3)アルカロイド系
 4)分子標的薬
7.抗癌剤の開発状況
8.今後の市場予測

【米国市場編】
1.米国の癌の状況
2.抗癌剤の主要製品一覧
3.抗癌剤の市場分析
 1)米国の抗癌剤市場規模
 2)種類別市場規模
4.メーカー別販売高
5.ブランド別販売高
6.種類別・ブランド別販売高
 1)分子標的薬
 2)ホルモン製剤
 3)代謝拮抗剤
 4)アルカロイド系
7.抗癌剤の開発状況
8.今後の市場予測

【欧州市場編】
1.抗癌剤の主要製品一覧
2.抗癌剤の市場分析
 1)欧州の抗癌剤市場規模
 2)種類別市場規模
3.メーカー別販売高
4.ブランド別販売高
5.種類別・ブランド別販売高
 1)分子標的薬
 2)ホルモン製剤
 3)代謝拮抗剤
 4)アルカロイド系
6.抗癌剤の開発状況
7.今後の市場予測

【個別企業編】
〈日本企業〉
◆武田薬品工業
◆大塚ホールディングス
◆協和発酵キリン
◆日本化薬
◆日本新薬
◆エーザイ
◆アステラス製薬
◆第一三共
◆大日本住友製薬

〈海外企業〉
◆Roche
◆Sanofi
◆AstraZeneca
◆Novartis
◆Eli Lilly
◆Bristol-Myers Squibb
◆Pfizer
◆GlaxoSmithKline
◆Bayer Healthcare

―個別企業編調査項目―
1.抗癌剤の商品展開
2.販売状況と提携関係
3.抗癌剤の開発状況
4.抗癌剤の販売高
 1)地域別販売高 
 2)種類別・ブランド別販売高
5.今後の市場見通しと展開

資料体裁:A4判 285頁
発 刊 日:2014年6月30日

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