2019年 ドクターコスメの市場分析調査

―美容医療からマス市場への展開により再注目されるドクターコスメ市場―

商品番号 mr210190470
価格 ¥ 106,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2018年度のドクターコスメ市場は950億円(前年度比9.2%増)。同調査を開始した2002年より2倍強に拡大しており、この10年間で最も高い伸長率を記録している。市場を牽引するドクターシーラボのほか、ロート製薬やピエールファーブルジャポン、タカミなどの主要企業が好調に推移したことが成長の要因となっている。

◆好調企業の共通点としては、皮膚科学研究や治療の知見・技術に基づいた機能性の高い商品を投入し、肌トラブルやエイジングに悩む顧客に加えて、美容意識の高い顧客を獲得していることが挙げられる。例えば、ドクターシーラボの「シーラボ」は「アクアコラーゲンゲル」や「VC100」シリーズが好調だったほか、「ラボラボ」はインバウンド需要で大きく伸長。また、ロート製薬の「オバジ」は販促を強化したことで、毛穴ケアなどを謳った「オバジC」シリーズや再生医療発想の「ダーマパワーX」シリーズが大幅に伸長している。このほか、ピエールファーブルジャポンは「アベンヌウオーター」の再ブレークに加えて、「クリナンス」ラインや「ミルキージェル エンリッチ」の導入により愛用者の幅を拡大したことで好調に推移している。

◆2019年度は2018年度比8.4%増の1,030億円で推移する見込み。主要各社は引き続き機能性を訴求した商品展開により、ドクターコスメブランドとしての価値を高めていく意向。スキンケアでは、光老化ケアやピーリング効果、美肌菌へのアプローチを謳ったアイテムが増加するとみられる。このうちピーリング効果については、タカミが“角質美容”の重要性を消費者へ訴求し、定期購入者が年々増加し続けている。またメイクアップについては、“スキンケアできるベースメイク”という新たな提案で女性の潜在ニーズに着目したアイテムを投入する見通し。販売面では、主要各社はマスチャネルの展開を加速させ、顧客の裾野を拡大していく構えである。例えば、資生堂の「ナビジョン」は医科ルートでのみ取り扱ってきたが、通販サイトでも販売を開始。こうした美容医療からマス市場への展開により、今後消費者は高い効果を手軽に体感できるようになることが期待される。

◆当資料では、主要企業別・ブランド別・チャネル別・商品分野別など様々な角度から徹底分析。ドクターコスメの今後の市場性と方向性についてレポートしている。

【調査期間】
2019年3月~2019年6月


目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査範囲
 1)ドクターコスメの定義
 2)調査対象商品
 3)調査対象企業
2.主要企業の参入・開発動向
 1)市場背景と参入経緯
 2)主要企業の開発経緯
3.ドクターコスメの市場分析
 1)ドクターコスメの市場規模
 2)分野別市場規模
 3)チャネル別市場規模
 4)企業別シェア
 5)ブランド別シェア
4.ドクターコスメのブランド分析
 1)ブランドポジショニング
 2)主要ブランドのコンセプト
 3)主要ブランドの新製品発売状況
5.ドクターコスメの品目分析
 1)分野別・種類別展開状況
 2)企業別展開状況
 3)価格帯別展開状況
6.ドクターコスメの販売方法分析
 1)販売チャネル
 2)販促活動
7.今後の展開
 1)ドクターコスメの今後の市場性
 2)主要企業の今後の方向性

【個別企業編】
◆株式会社ドクターシーラボ
◆ロート製薬株式会社
◆株式会社資生堂
◆株式会社ピエールファーブルジャポン
◆常盤薬品工業株式会社
◆アクセーヌ株式会社
◆株式会社ドクターフィルコスメティクス
◆株式会社ビービーラボラトリーズ
◆株式会社アンズコーポレーション
◆日本ロレアル株式会社
◆株式会社ファンケル
◆マルホ株式会社
◆佐藤製薬株式会社
◆株式会社タカミ
◆株式会社サンソリット
◆ナオスジャパン株式会社
◆株式会社ドクターケイ
◆ガルデルマ株式会社
◆株式会社ポーラファルマ
◆株式会社プロティア・ジャパン

―調査項目― ※一部異なる
1.ブランド概要
2.開発経緯
3.品目数
4.ブランド分析
5.販売高
 1)ブランド別販売高
 2)分野別販売高
 3)チャネル別販売高
6.販売方法
7.今後の展開


資料体裁:A4判152頁
発刊日:2019年6月27日

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