2023年 プラスチック製食品容器・包装材の市場分析調査

―“食品宅配”、“簡便調理”、“環境負荷低減”に貢献する容器・包装材が市場拡大を牽引―

商品番号 mr410230601
価格 ¥ 108,900 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#34『2023年 プラスチック製食品容器・包装材の市場分析調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/3318/


【調査趣旨】
◆2021年度におけるプラスチック製食品容器・包装材市場は、前年度比2.5%増の6,837億円となった。同年度は、新型コロナウイルス感染拡大を背景に、“食品宅配”と“簡便調理”に貢献する容器・包装材が市場拡大を牽引。各社の動向をみると、中央化学は汁漏れしにくい内嵌合を採用した嵌合容器を拡販し、フードデリバリーを展開する飲食店に採用実績を上げている。また、シーピー化成は優れた断熱性、保温性を有する嵌合容器「CBFNビルト」を提供し、出来立ての美味しさを維持できる点で支持を集めている。

◆“簡便調理”に寄与する包装材としては、自粛疲れに悩む消費者が増加する中、レンジアップに対応したパウチやバリアフィルムの需要が拡大。メーカー別にみると、凸版印刷はレンジアップ後にそのまま食器として使用できるパウチ「いただきパウチ」を展開し、簡便調理ニーズを取り込んでいる。さらに、東洋製罐グループホールディングスは専用化粧箱なしでレンジアップ可能なパウチ「TRAVIS」の拡販を進め、カレールーなどに採用が広がっている。

◆プラスチック製食品容器・包装材市場は2022年度以降も継続的に拡大し、2030年度には9,223億円まで拡大する見通し。同市場は、資源循環に向けた国際協調が進展する中、“環境負荷低減”に寄与する製品が市場拡大に貢献すると考えられる。これを受け、各社はバイオプラスチックおよびモノマテリアル化に関連した研究開発に注力。例えば、三菱ケミカルグループは軽量で優れた強度、透明性を持つバイオマスOPSシートを開発している。また、大日本印刷はポリプロピレンのみを使用した「DNPモノマテリアル包材」を開発し、パッケージの製造・廃棄工程におけるCO2削減を実現している。

◆当資料では、プラスチック製食品容器・包装材における、国内の動向と市場規模および予測、各社の製品展開状況、研究開発動向、売上高、今後の展開について多角的に分析することで、食品容器・包装材事業のマーケティング戦略立案のための資料とする。

 【調査期間】
2022年11月~2023年2月

目次
【集計・分析編】
1.調査概要
 1)調査目的
 2)調査対象範囲
 3)調査対象企業
2.プラスチック製食品容器・包装材の市場環境
 1)環境負荷低減に向けた取り組み
 2)食品宅配市場の動向
3.主要各社の製品展開状況
4.プラスチック製食品容器・包装材の市場規模
 1)総市場規模推移
 2)包装形態別市場規模推移
5.企業別シェア
 1)全体
 2)包装形態別
  ①軽量容器(嵌合)
  ②軽量容器(非嵌合)
  ③パウチ
  ④バリアフィルム
  ⑤ボトル
  ⑥チューブ
6.プラスチック製食品容器・包装材の研究開発動向
7.今後の市場性
 1)今後の市場予測
 2)主要企業の今後の展開

【個別企業編】
◆㈱エフピコ
◆中央化学㈱
◆シーピー化成㈱
◆リスパック㈱
◆福助工業㈱
◆デンカ㈱
◆凸版印刷㈱
◆大日本印刷㈱
◆東洋製罐グループホールディングス㈱
◆㈱サンエー化研
◆藤森工業㈱
◆三井化学東セロ㈱
◆三菱ケミカルグループ㈱
◆東レフィルム加工㈱

―個別企業編調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.製品展開状況
3.食品容器・包装材の売上高
 1)包装形態別売上高
 2)用途別売上高
4.研究開発動向
5.今後の展開

資料体裁:A4判61頁
発刊日:2023年2月22日