2015年 欧州の農薬市場動向分析調査

―フランス、ドイツ、イタリア、英国の現状と今後の市場性を探る―

商品番号 mr410150218
価格 ¥ 95,700 税込
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概要
【調査趣旨】
◆欧州の農薬市場は、南米、アジアに次ぐ、巨大マーケットであり、2014年で前年比2.7%増の132億ドルの規模となっている。ここ数年は、南米やアジアなどの新興国市場に比べ、成長率は劣るものの、依然としてプラスを維持している。

◆近年、欧州における農薬市場の成長の妨げになっている問題は、農薬規制である。欧州では2013年12月よりネオニコチノイド系農薬の使用規制が開始。今回の規制では、ネオニコチノイドが農作物の受粉を助ける蜜蜂に対して有害であることが明らかになったことによる措置であり、クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサムの3成分の販売が原則禁止となった。

◆農薬各社は、安全性試験の強化や代替品の投入など、様々な対応を迫られているが、依然として欧州市場を有望視する見方は強い。日本農薬は2012年にイタリアの大手農薬製造販売会社シプカムの持株子会社シプカムヨーロッパが実施した第三者割当増資を引き受け、発行済み株式の10%を取得。また、日本曹達は2013年に中東欧でのさらなる事業拡大を図る目的で、住友商事の子会社であるスミアグロリミテッド(株)(英国)に出資することを表明するなど、参入各社においては、さらなる市場開拓に向けた動きを一層活発化させている。

◆当資料では、主要国であるフランス、ドイツ、イタリア、英国を対象に各国の市場特性、市場規模などの調査を行うとともに、主要企業の欧州進出事例を挙げることで、欧州における事業展開の一助となるレポートとしてまとめている。


【対象国】
◆フランス
◆ドイツ
◆イタリア
◆英国


【農薬の対象製品】
◆殺虫剤
◆殺菌剤
◆除草剤


目次
【総市場編】
1.調査対象範囲
 1)調査対象地域
 2)調査対象品目
 3)調査対象企業
2.市場概況
 1)主要国における農業特性
 2)欧州市場における参入各社の動向
3.EUにおける農薬登録制度
4.欧州における農薬市場規模
 1)世界市場に占める欧州の割合
 2)欧州の国別市場規模
 3)欧州の種類別市場規模
5.今後の市場性
 1)今後の市場予測
 2)主要参入各社の今後の欧州戦略

【国別編】
◆フランス
1.国家概要
2.農薬市場の概要
3.農薬登録制度の概要
4.国内における製品展開状況
5.農薬の市場規模
 1)全体
 2)種類別
6.主要参入企業の売上動向
 1)農薬事業に占める割合
 2)主要各社の農薬売上高
7.農薬の販売ルート
8.今後の市場性
 1)今後の市場予測
 2)主要各社の今後の戦略

◆ドイツ
1.国家概要
2.農薬市場の概要
3.農薬登録制度の概要
4.国内における製品展開状況
5.農薬の市場規模
 1)全体
 2)種類別
6.主要参入企業の売上動向
 1)農薬事業に占める割合
 2)主要各社の農薬売上高
7.農薬の販売ルート
8.今後の市場性
 1)今後の市場予測
 2)主要各社の今後の戦略

◆イタリア
1.国家概要
2.農薬市場の概要
3.農薬登録制度の概要
4.国内における製品展開状況
5.農薬の市場規模
 1)全体
 2)種類別
6.主要参入企業の売上動向
 1)農薬事業に占める割合
 2)主要各社の農薬売上高
7.農薬の販売ルート
8.今後の市場性
 1)今後の市場予測
 2)主要各社の今後の戦略

◆英国
1.国家概要
2.農薬市場の概要
3.農薬登録制度の概要
4.国内における製品展開状況
5.農薬の市場規模
 1)全体
 2)種類別
6.主要参入企業の売上動向
 1)農薬事業に占める割合
 2)主要各社の農薬売上高
7.農薬の販売ルート
8.今後の市場性
 1)今後の市場予測
 2)主要各社の今後の戦略

【個別企業編】
1.石原産業
2.エス・ディー・エスバイオテック
3.クミアイ化学工業
4.住友化学
5.日産化学工業
6.日本曹達
7.日本農薬
8.三井化学アグロ
9.シンジェンタ
10.バイエルクロップサイエンス
11.BASF

―調査項目―(各社共通)
1.企業概要
2.欧州における農薬事業変遷
3.欧州市場における製品展開状況
4.欧州における主要拠点展開
5.欧州における農薬売上高
 1)国別売上高
 2)種類別売上高
6.欧州における事業推進体制
7.今後の方向性

資料体裁:A4判 114頁
発 刊 日:2015年2月19日

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