コンシューマーレポートNo.353
2024年 女性の美容に関する意識・実態調査(第6弾)
-女性の美容意識を幅広く分析!定点調査による“変化”を読み解く-

商品番号 cr210240493
価格 ¥ 462,000 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#84 『2024年 女性の美容に関する意識・実態調査(第6弾)』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4584/


【調査概要】
◆今回、女性の美容に関する意識と実態を明らかにすべく、20~70代の女性1,236人(スキンケアおよびメイクアップを週に1回以上行う人)を対象にアンケート調査を実施した。今回は2019年に続き、6回目の調査となる。

◆その結果、全体の傾向としてはまず、スキンケアへの関心が高まっている様子が伺えた。具体的に、この1年で「スキンケアにかけるお金」が増えたと回答した人は28.7%で、「減った」と答えた人よりも14.8pt高かった。同様に、「スキンケアにかける時間」は9.8pt、「使用するアイテムの数」は12.5pt、「購入する頻度」は5.8pt、「増えた」と回答した人の方が多かった。また、スキンケアを「すべてそろえた時の金額」は全体で8,261円(2023年比318円増)となり、特に60代は9,187円 (同1,908円増)と大幅に増加していることがわかった。

◆一方、メイクアップについては、“メイク離れ”に歯止めがかからない様子がみられた。具体的に、「メイクアップにかけるお金」は5.7pt、「メイクアップにかける時間」は5.9pt、「使用するアイテムの数」は5.4pt、「購入する頻度」は12.2pt、「減った」と回答した人の方が多かった。

◆年代別にみると、20代は美容情報に関してSNSや動画サイトを積極的に活用しており、スキンケア・メイクアップともに購入・使用が活発である傾向が顕著にみられた。対照的に、50代については、美容・スキンケアに関して消極的な傾向がみられた。具体的に、スキンケアを「すべてそろえた時の金額」が前年比ー515円(8,733円)となり、他の年代と比べて最も減少したほか、「自分の肌に自信がない」と回答した人が前年比8.3pt増加(67.0%)しており全年代で最も高かった。ちなみに、敏感肌の意識についても、全体的にやや減少傾向にあるなか、50代だけが唯一前年より7.8pt増加(54.9%)していることがわかった。

◆このほかの傾向としては、化粧品に関する情報収集について引き続きYouTubeなどの動画サイトの活用が急速に浸透している。具体的には、全体のYouTube利用率が増加しており(2019年比14.3pt増の19.1%)、特に20代が35.9%(同16.5pt増)、30代が21.8%(同18.9pt増)と積極的に利用している。さらに、美容の情報を獲得する際にSNSや動画サイトを参考にする人の割合は、2023年より17.9pt増加するなど、SNS全盛期の“いま”を反映する格好となっている。

◆当レポートでは、女性の美容に対する考え方や、化粧品の利用実態、肌や体の悩み、化粧品以外の取り組み、活用している情報源や購入場所などを調査。年代別に加えて、「コンシャスタイプ」「コスメラバータイプ」「ビューティエイジングタイプ」「ビューティ・マスタイプ」 「ローコストタイプ」 「セーフティタイプ」「ノー・リーズンタイプ」の7つのクラスターでも分析している。なお、2019年より毎年調査を行っており、今後も女性の美容意識・実態の変化を探っていく。

【主な調査内容】
■美容に関する情報源
■検索するワード
■化粧品の購入の決め手・購入場所
■美容に関するキーワードの関心度
■肌悩み、体の悩みの意識
■スキンケア、メイクアップの使用実態
■取り入れている成分
■オールインワン、シワ改善コスメの使用実態 など

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:スキンケアおよびメイクアップを週1回以上行っている20~70代の女性1,236人

※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、N数や出現率に誤差が生じている。

【調査実施日】
2024年3月22日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 美容に関するキーワード
2-1. 美容に関する情報源
2-2. ネットの利用
2-3. 美容に関する検索ワード
3-1. 肌悩みの意識
3-2. 肌悩みの原因
4-1. スキンケアの使用実態
4-2. スキンケア成分
4-3. スキンケアブランドの認知度・使用率
4-4. シワ改善コスメの認知度・使用率
4-5. 敏感肌の意識
4-6. オールインワンの使用実態
5-1. メイクアップの意識
5-2. メイクアップの使用実態
6. インナービューティーの摂取実態
7. 体のケア実態
8. 化粧品以外の取り組み
9-1. クラスター分析:コンシャスタイプ
9-2. クラスター分析:コスメラバータイプ
9-3. クラスター分析:ビューティエイジングタイプ
9-4. クラスター分析:ビューティ・マスタイプ
9-5. クラスター分析:ローコストタイプ
9-6. クラスター分析:セーフティタイプ
9-7. クラスター分析:ノー・リーズンタイプ
10-1. この1年での変化:スキンケア
10-2. この1年での変化:メイクアップ
10-3. この1年での変化:ベースメイク・リップメイク
10-4. この1年での変化:店頭の利用
10-5. この1年での変化:通販・ライブコマースの利用

【集計編】
1. 現在、興味関心があるもの(MA)
2. 以前と比べて気になる見た目(MA)
3. 美容について以前と変わったこと(SA)
4. 美容に取り組む目的(MA)
5. 化粧品以外の普段の取り組み(MA)
6. この1年の美容に関する変化(SA)
7. 意識的に摂取しているもの(MA)
8-1. 美容に関するキーワードの認知度(MA)
8-2. 美容に関するキーワードの理解度(MA)
8-3. 美容に関するキーワードの関心度(MA)
9. 皮膚科・美容皮膚科に通う頻度(SA)
10-1. 美容医療で利用したことがあるもの(MA)
10-2. 美容医療で今後(も)利用したいもの(MA)
11. 自宅以外のケア(SA)
12. 肌(顔)の自信(SA)
13-1. 理想とする肌(MA)
13-2. 最も理想とする肌(SA)
14. 広告に起用されたら買いたくなる芸能人(MA)
15-1. 現在気になっている肌悩み(MA)
15-2. 最も気になっている肌悩み(SA)
15-3. 現在対策している肌悩み(MA)
16. 肌悩みの原因(MA)
17-1. 将来不安に思う肌悩み(MA)
17-2. 最も不安に思う肌悩み(SA)
18-1. 現在気になる体の悩み(MA)
18-2. 対策している体の悩み(MA)
19. カウンセリングを受けた回数(SA)
20. 商品を知るきっかけとなった情報源(MA)
21. 美容の情報に関する検索ワード(FA)
22. 参考にしているインフルエンサー(MA)
23. 化粧品の購入の決め手(MA)
24. 化粧品の購入場所(MA)
25-1. 現在使用しているスキンケア(MA)
25-2. 重要視しているスキンケア(SA)
26. オールインワンのメリット(魅力)(SA)
27. オールインワンのデメリット(不満)(SA)
28. 日焼け止めの意識・実態(SA)
29. 敏感肌の意識(SA)
30. 敏感肌のスキンケア(MA)
31. スキンケアで意識していること(MA)
32. 美顔器を使用する理由(MA)
33. スキンケアを選ぶ際に重視すること(MA)
34. 安心・安全の判断基準(MA)
35. 自分の肌に合う化粧品の判断基準(MA)
36. 妊娠後の美容への取り組みの変化(SA)
37-1. イメージアップする環境配慮の取り組み(MA)
37-2. 多少高くても購入したいと思う取り組み(MA)
38-1. スキンケアで知っている成分(MA)
38-2. スキンケアで現在取り入れている成分(MA)
38-3. スキンケアで今後(も)取り入れたい成分(MA)
39. ビタミンCに対するイメージ(MA)
40-1. スキンケアで知っているブランド(MA)
40-2. スキンケアで現在使用しているブランド(MA)
40-3. スキンケアで今後(も)使用したいブランド(MA)
41. 韓国コスメを使用する理由(MA)
42-1. 使用したことのあるシワ改善コスメ(MA)
42-2. 現在使用しているシワ改善コスメ(MA)
43-1. 現在使用しているメイクアップ(MA)
43-2. 重要視しているメイクアップ(SA)
44. メイクアップを選ぶ際に参考にしていること(MA)
45. メイクアップの悩み(MA)
46. 選ぶ際に重視すること(ベースメイク)(MA)
47. 選ぶ際に重視すること(ポイントメイク)(MA)
48. 現在使用しているボディケア(MA)
49. 男性が美容に取り組むことへの関心度合い(SA)
50. インナービューティーの摂取アイテム(MA)
51-1. インナービューティーで知っている成分(MA)
51-2. インナービューティーで現在取り入れている成分(MA)
51-3. インナービューティーで今後(も)取り入れたい成分(MA)
52. すべてそろえた時の総額(SA)
53. 価値観・ライフスタイル(SA)

【資料体裁】
A4判177頁

【発刊日】
2024年6月26日