2023年 業務用冷凍食品の市場分析調査
ー深刻な人手不足と物価高騰に対応! チャネル別の販売ポイントを探るー

商品番号 mr110220584
価格 ¥ 108,900 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#53 『2023年 業務用冷凍食品の市場分析調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/3707/


【調査主旨】
◆業務用冷凍食品市場は、コロナ禍の影響から20年に大きく落ち込んだが、22年は回復し、21年比6.4%増の9,308億円(2022年1月~12月実績)となった。

◆カテゴリー別では、行動制限の解除から全般に需要が復調傾向にあり、コロッケや水産フライ、唐揚げ、ハンバーグ、うどん、焼成パンなどの主要カテゴリーで軒並み前年を上回った。チャネル別でみると、2022年は「ホテル・宿泊施設」「レジャー施設」「飲食店その他(和・洋・中のレストランや各種専門店など)」といった外食チャネルで需要が顕著に回復した。

◆直近では、慢性的な人手不足と物価高騰から、現場の負担軽減や単価アップにつながる冷食のメリットがますます大きくなっており、外食・中食・給食問わず、業務用冷凍食品の需要が広がる傾向にある。

◆参入各社は、マルチオペレーションや自然解凍等といった「現場のオペレーション軽減」に加えて、「健康志向への対応」、「経時耐性」、「ひと手間アレンジ」、「フードロス削減」、「インバウンド対応」など、多様な課題を解決するため、きめ細かな提案活動に注力し、需要開拓につなげている。また、現場の人手不足の解決をポイントとした「冷食自販機」といった新チャネルや、植物性原料の「プラントベースフード」といった新カテゴリーへの取り組みも進められており、今後の市場成長が期待されている。

◆2023年は前年比4.4%増の9,716億円となる見込み。人手不足の深刻化に伴い、従来、冷食を使用してこなかったお店での新規採用なども見られ、今後さらに需要が増加することが予測されている。また、直近の物価高騰に対しては、高騰する原材料への代替提案や、メニュー単価アップといった利益が取れる提案がますます重要となっている。

◆こうした中、本調査は、業務用冷凍食品市場をカテゴリー別・チャネル別で分析し、主要参入企業の売上動向、商品戦略・販売戦略を分析することで、「何がどのチャネルでどのくらい売れているのか」や「各業態の課題に対応した主な販売ポイント」などを明らかにし、業務用冷凍食品ビジネスのさらなる拡大に資することを目的としている。

【調査期間】
2023年5月~2023年7月

目次
【総市場編(調査項目)】
1.調査概要
2.主な参入企業
3.市場沿革
4.市場概況
  1.人手不足の状況
  2.訪日外国人観光客の状況
5.市場分析 - 用途別
6.市場分析 - メーカー別
7.市場分析 - カテゴリー別
  1.分野別・カテゴリー別
  2.主要カテゴリーの伸長率
7-1.カテゴリー別・メーカー別シェア
  1.コロッケ
  2.水産フライ
  3.唐揚げ類
  4.ハンバーグ
  5.カツ
  6.うどん
  7.焼成パン
  8.卵焼き・だし巻き
  9.天ぷら・かき揚げ
  10.卵製品その他 
  11.春巻 
  12.焼売
  13.炒飯
  14.焼魚・煮魚
  15.肉団子・ミートボール
  16.水産惣菜
  17.グラタン・ドリア
  18.たこ焼・お好み焼
  19.洋風デザート
  20.介護食
7-2.カテゴリー別・チャネル別シェア
  1.コロッケ
  2.水産フライ
  3.唐揚げ類
  4.ハンバーグ
  5.カツ
  6.うどん
  7.焼成パン
  8.卵焼き・だし巻き
  9.天ぷら・かき揚げ
  10.卵製品その他
  11.春巻 
  12.焼売
  13.炒飯
  14.焼魚・煮魚
  15.肉団子・ミートボール
  16.水産惣菜
  17.グラタン・ドリア
  18.たこ焼・お好み焼
  19.洋風デザート
  20.介護食
8.販売ルート
9.市場分析 - チャネル別
  9-1.チャネル別 - スーパー惣菜
  9-2.チャネル別 - CVS惣菜
  9-3.チャネル別 - 事業所給食
  9-4.チャネル別 - 学校給食
  9-5.チャネル別 - 高齢者施設・病院給食
  9-6.チャネル別 - ホテル・宿泊施設
  9-7.チャネル別 - レジャー施設
  9-8.チャネル別 - 居酒屋
10.商品分析-新商品開発傾向
  10-1.商品分析 - 自然解凍
  10-2.商品分析 - マルチオペレーション
  10-3.商品分析 - 栄養強化 
11.商品集計
  1.カテゴリー別
  2.調理方法別
  3.特徴別
  4.2023年春の新商品
12.今後の市場性
  1.全体
  2.チャネル別市場予測
  3.カテゴリー別市場予測
  4.主要メーカーの今後の展開

【個別企業編(掲載企業)】
・株式会社ニチレイフーズ
・マルハニチロ株式会社
・テーブルマーク株式会社
・株式会社ニッスイ
・日東ベスト株式会社
・株式会社ヤヨイサンフーズ
・味の素冷凍食品株式会社
・株式会社味のちぬや
・株式会社日清製粉ウェルナ
・ケイエス冷凍食品株式会社

【資料体裁】
A4判141頁

【発刊日】
2023年7月14日