コンシューマーレポートNo.335
2023年 疲れの実態と対策調査
―疲れてからではなく、疲れないように対策したい!予防ニーズが高まる疲れ対策市場―

商品番号 cr220220472
価格 ¥ 462,000 税込
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―リサーチャーに聞く!#71 『2023年 疲れの実態と対策調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4190/


◆今回、「疲れ」に対する意識や対策実態を探るべく、『現在疲れに悩んでおり、疲れ対策としてサプリメント・健康食品、ドリンク剤、市販薬のいずれかを摂取している20~70代の男女1,473人』を対象にアンケート調査を実施した。

◆その結果、疲れた時に体に出る症状としては「体がだるい」「肩こり」「首筋のこり」などが上位となった。年齢層別にみると、若年層は「頭痛」「脳の疲れ」「目の疲れ」などの脳や視神経に関連する疲労(中枢性疲労)、高年層は「足のつり・痙攣」「筋肉痛」「関節痛」などの身体的な疲労(末梢性疲労)を感じている人が多い。

◆続いて、自己診断疲労度チェックによる疲労度(身体的疲労と精神的疲労のスコアの合計値から判定)の結果をみると、「危険ゾーン」に該当する人が最も多く、49.4%となった。次いで「安全ゾーン」が31.6%、「要注意ゾーン」が19.0%となり、精神的疲労のスコアが高い人ほど総合的な疲労度も高くなる傾向にあった。

◆近年話題となっている脳疲労については、「言葉は聞いたことがあるが、内容はよく知らない」という人が47.1%で最も多くなっている。次いで、「知らなかった」という人が34.3%で続き、「言葉も内容も知っている」という人は18.6%にとどまる結果となった。また、「自身が脳疲労に該当すると思うかどうか」という質問に対しては、全体の約3割が「該当すると思う」と回答。これらの人達は、「仕事が忙しい」「ストレスを感じやすい性格をしている」「デジタル媒体との接触率が高い」といった特徴を持っており、疲れによる脳機能や睡眠への影響を実感している。

◆疲れ対策商品の摂取実態としては、「リポビタンD」「ヤクルト1000」「チオビタドリンク」の3商品が上位となった。このうち、「ヤクルト1000」は摂取経験率の順位は7位だが、現在摂取率の順位では2位に大きくランクアップしており、ここ数年で急速にユーザーが拡大している様子がうかがえる。

◆さらに、疲れに対する意識についてみると、「疲れてからではなく、疲れないように対策したい」と考える人が8割強に及んだ。また、対策商品に期待した効果においては「疲れの予防(疲れない体になる)」が47.9%でトップとなっており、疲れにおける予防ニーズの高さがうかがえる結果となった。

◆当調査では20~70代の男女の疲れの症状、日常生活への影響、疲れに対する考え方、疲れ対策商品の摂取実態などを調査。さらに、性別、年齢層別に加えて、「マルチタスクタイプ」「エイジングタイプ」「ブレインタイプ」「メンタルタイプ」「フィジカルタイプ」の5つのクラスターでも分析している。

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:疲れに悩んでおり、サプリメント・健康食品・ドリンク剤・市販薬(内服薬)で対策をしている20~70代の男女1,473人
(20~70代の男女87,909人から抽出)

【主な調査内容】
■疲れの症状・つらさ
■疲れの原因と対策
■疲れによる行動面・精神面への影響
■脳疲労の認知度・該当率
■疲れ対策商品の摂取実態
■魅力的なヘルスクレーム など

【調査実施日】 2023年3月3日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 疲れの症状
2. 疲れによる行動面・精神面への影響
3. 疲れの原因
4. 疲れの種類と疲労度の関係
5. 疲れの対策
6. 脳疲労①(認知度・該当率)
7. 脳疲労②(該当者の特徴)
8. 予防としての疲れ対策 26
9. 疲れ対策商品の摂取実態①(認知度・摂取経験率・現在摂取率)
10. 疲れ対策商品の摂取実態②(カテゴリー別のユーザー層)
11. 疲れ対策商品の摂取実態③(ブランドのポジション)
12-1. 疲れ対策商品の商品評価①
12-2. 疲れ対策商品の商品評価②
12-3. 疲れ対策商品の商品評価③
13. 今後の対策意向
14. 「疲れ」と相性の良いヘルスクレーム
15-1. クラスター別分析:マルチタスクタイプ
15-2. クラスター別分析:エイジングタイプ
15-3. クラスター別分析:ブレインタイプ
15-4. クラスター別分析:メンタルタイプ
15-5. クラスター別分析:フィジカルタイプ

【集計編】
1. 疲れの症状(MA)
2. 疲れの症状のつらさ(SA)
3. 疲れによる行動面・体調面への影響(MA)
4. 疲れによる精神面への影響(MA)
5. 一週間のうち疲れを感じる日数(SA)
6-1. 疲れの原因(MA)
6-2. 疲れの最大の原因(SA)
7. 精神的ストレスになっていること(MA)
8. 診断された疾患名(MA)
9. 疲れに対する意識・行動(SA)
10. 脳疲労の認知度(SA)
11. 自分が脳疲労に該当すると思うか(SA)
12-1. 疲れに効果があると思う食品・飲料(MA)
12-2. 疲れ対策として意識的に摂取している食品・飲料(MA)
13-1. ニンニクを食べたいと思う時(MA)
13-2. 最もよくニンニクを食べたいと思う時(SA)
14-1. 知っている栄養成分(MA)
14-2. 疲れに効果があると思う栄養成分(MA)
14-3. 疲れ対策として意識的に摂取している栄養成分(MA)
15-1. 知っている商品(MA)
15-2. 疲れ対策としてこれまでに摂取したことがある商品(MA)
15-3. 疲れ対策として現在摂取している商品(MA)
15-4. 疲れ対策として現在メインで摂取している商品(SA)
16. 疲れ対策商品のイメージ(MA)
17. 疲れ対策商品の摂取目的(SA)
18. 疲れ対策商品の摂取シーン(MA)
19. 疲れ対策商品の摂取頻度(SA)
20. 疲れ対策商品の摂取期間(SA)
21. 疲れ対策商品の購入先(MA)
22. 疲れ対策商品の購入ポイント(MA)
23-1. 魅力を感じた疲れ対策商品の広告表現(FA)
23-2. 広告表現に魅力を感じた理由(FA)
24. 疲れ対策商品に期待した効果(MA)
25. 疲れ対策商品に期待した効果の効果実感度(SA)
26. その他に体感した効果(MA)
27. 疲れ対策商品の不満点(MA)
28. 疲れ対策商品の商品満足度(SA)
29-1. 疲れ対策商品に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
29-2. 疲れ対策全般に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
30. 今後行いたい疲れ対策(MA)
31-1. 魅力を感じるヘルスクレーム(MA)
31-1. 最も魅力を感じるヘルスクレーム(SA)
32. 疲れ以外に期待する効果(MA)
33. 疲れ以外の効果を期待する理由(MA)
34. 疲れを改善してどうなりたいか(MA)
35-1. 平日の睡眠時間(SA)
35-2. 休日の睡眠時間(SA)
36. 自己診断疲労度チェックリスト(SA)
37. 価値観・ライフスタイル(SA)

体裁:データ(PDF・PPT・エクセルデータ)
【データ内容】
1)本文PDF 2)本文パワーポイント 
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)

発刊日:2023年5月11日