コンシューマーレポートNo.372
2025年 女性の美容に関する意識・実態調査(第7弾)

-スペシャルケアの使用が増加!定点調査からみえた女性の美容の変化とは? -

商品番号 cr210250514
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、女性の美容に関する意識と実態を明らかにすべく、20~70代の女性1,236人(スキンケアおよびメイクアップを週に1回以上行う人)を対象にアンケート調査を実施した。今回は2019年に続き、7回目の調査となる。

◆その結果、スキンケアの使用アイテムは、前年と比較してシートマスク・パックが7.4pt増加、美容液は4.9pt増加し、美容液の使用者は5割を超えるなど、スペシャルケアアイテムの使用が増えている。このほか、「日焼け止め(顔用)」も5pt以上増加している。

◆また、オールインワンについて、使用率は27.8ptで前年よりわずかに増加。年代別にみると、20・30代では減少したものの、60・70代は増加した。メリットとして「経済的である」と答えた人が前年より10pt以上増加した一方、デメリットは全体的に減少傾向にあり、特に「きちんとケアできているか不安」と感じている人は減少。今までは手軽さが評価されていたが、現在は物価高を背景に経済的な面でも支持を集めていることが推察される。

◆メイクアップについて、購入するときに参考とするものは、「一般ユーザーの口コミや投稿」や「(セルフ)店舗でのテスターを使用」が多く、前年からそれぞれ約7pt増加。消費者の情報収集が多角化しており、単に広告を見るだけでなく、リアルな声や体験を重視していることがわかる。

◆さらに、化粧品の購入場所について2019年から7年間の推移をみると、通販(ECモール)やバラエティショップの利用が増え、百貨店は減少傾向。一方で情報源としては、「店頭(商品パッケージ・ポップ)」、「ドラッグストアのスタッフ」は増加傾向にある。ECでの購入が増加しているなかでも、情報源や商品を知るきっかけとして店頭でのコミュニケーションは引き続き有力となっている。

◆このほか、インナービューティーについては摂取率に大きな変化はみられないものの、すべてそろえた時の総額は全体で2024年から922円増加している。30代を除くすべての年代で増加しており、特に20・40代は前年から1,500円以上増加している。

◆当レポートでは、女性の美容に対する考え方や、化粧品の利用実態、肌や体の悩み、化粧品以外の取り組み、活用している情報源や購入場所などを調査。年代別に加えて、「コンシャスタイプ」「コスメラバータイプ」「ビューティエイジングタイプ」「ビューティ・マスタイプ」「ローコストタイプ」 「セーフティタイプ」「ノー・リーズンタイプ」の7つのクラスターでも分析している。なお、2019年より毎年調査を行っており、今後も女性の美容意識・実態の変化を探っていく。

【主な調査内容】
■美容に関する情報源
■検索するワード
■化粧品の購入の決め手・購入場所
■美容に関するキーワードの関心度
■肌悩み、体の悩みの意識
■スキンケア、メイクアップの使用実態
■取り入れている成分
■オールインワン、シワ改善コスメの使用実態 など

【調査実施日】
2025年3月21日

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:化粧品を自分で購入し、スキンケアおよびメイクアップを週1回以上行っている20~70代の女性1,236人
※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、N数や出現率に誤差が生じている。

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 美容に関するキーワード
2-1. 美容に関する情報源
2-2. ネットの利用
2-3. 美容に関する検索ワード
3. 国別コスメのイメージ
4-1. 肌悩みの意識
4-2. 肌悩みの原因
5-1. スキンケアの使用実態
5-2. スキンケア成分
5-3. スキンケアブランドの認知度・使用率
5-4. シワ改善コスメの認知度・使用率 31 5-5. 敏感肌の意識
5-6. オールインワンの使用実態
6-1. メイクアップの意識
6-2. メイクアップの使用実態
7. インナービューティーの摂取実態
8. 体のケア実態
9. 化粧品以外の取り組み
10. 「男性が取り組む美容」への関心度合い
11-1. クラスター分析:コンシャスタイプ
11-2. クラスター分析:コスメラバータイプ
11-3. クラスター分析:ビューティエイジングタイプ
11-4. クラスター分析:ビューティ・マスタイプ
11-5. クラスター分析:ローコストタイプ
11-6. クラスター分析:セーフティタイプ
11-7. クラスター分析:ノー・リーズンタイプ
12-1. 2019年~2025年のサマリー:情報源の変化
12-2. 2019年~2025年のサマリー:購入場所の変化
12-3. 2019年~2025年のサマリー:スキンケア成分/使用金額の変化
12-4. 2019年~2025年のサマリー:スキンケアの使用アイテムの変化
12-5. 2019年~2025年のサマリー:スキンケアに対する重視ポイントの変化
12-6. 2019年~2025年のサマリー:スキンケアブランドの認知率・使用率推移

【集計編】
1. 現在、興味関心があるもの(MA)
2. 以前と比べて気になる見た目(MA)
3. 美容について以前と変わったこと(SA)
4. 美容に取り組む目的(MA)
5. 化粧品以外の普段の取り組み(MA)
6. この1年の美容に関する変化(SA)
7. 意識的に摂取しているもの(MA)
8-1. 美容に関するキーワードの認知度(MA)
8-2. 美容に関するキーワードの理解度(MA)
8-3. 美容に関するキーワードの関心度(MA)
9-1. 日本(国産)コスメのイメージ(MA)
9-2. 欧米コスメのイメージ(MA)
9-3. 韓国コスメのイメージ(MA)
9-4. 中国コスメのイメージ(MA)
10. 皮膚科・美容皮膚科に通う頻度(SA)
11-1. 美容医療で利用したことがあるもの(MA)
11-2. 美容医療で今後(も)利用したいもの(MA)
12. 自宅以外のケア(SA)
13. 肌(顔)の自信(SA)
14-1. 理想とする肌(MA)
14-2. 最も理想とする肌(SA)
15. 広告に起用されたら買いたくなる芸能人(MA)
16-1. 現在気になっている肌悩み(MA)
16-2. 最も気になっている肌悩み(SA)
16-3. 現在対策している肌悩み(MA)
17. 肌悩みの原因(MA)
18-1. 将来不安に思う肌悩み(MA)
18-2. 最も不安に思う肌悩み(SA)
19-1. 現在気になる体の悩み(MA)
19-2. 対策している体の悩み(MA)
20. カウンセリングを受けた回数(SA)
21. 商品を知るきっかけとなった情報源(MA)
22. 広告宣伝に対する信頼ポイント(MA)
23. 美容の情報に関する検索ワード(FA)
24. 参考にしているインフルエンサー(MA)
25. 化粧品の購入の決め手(MA)
26. 化粧品の購入場所(MA)
27-1. 現在使用しているスキンケア(MA)
27-2. 重要視しているスキンケア(SA)
28. オールインワンのメリット(魅力)(SA)
29. オールインワンのデメリット(不満)(SA)
30. 日焼け止め(顔用)の意識・実態(SA)
31. 敏感肌の意識(SA)
32. 敏感肌ケアのスキンケア(MA)
33. スキンケアで意識していること(MA)
34. 美顔器を使用する理由(MA)
35. スキンケアを選ぶ際に重視すること(MA)
36. 安心・安全の判断基準(MA)
37. 自分の肌に合う化粧品の判断基準(MA)
38. 妊娠後の美容への取り組みの変化(SA)
39-1. イメージアップする環境配慮の取り組み(MA)
39-2. 多少高くても購入したいと思う取り組み(MA)
40-1. スキンケアで知っている成分(MA)
40-2. スキンケアで現在取り入れている成分(MA)
40-3. スキンケアで今後(も)取り入れたい成分(MA)
41. ビタミンCに対するイメージ(MA)
42-1. スキンケアで知っているブランド(MA)
42-2. スキンケアで現在使用しているブランド(MA)
42-3. スキンケアで今後(も)使用したいブランド(MA)
43. 韓国コスメを使用する理由(MA)
44-1. 使用したことのあるシワ改善コスメ(MA)
44-2. 現在使用しているシワ改善コスメ(MA)
45-1. 現在使用しているメイクアップ(MA)
45-2. 重要視しているメイクアップ(SA)
46. メイクアップを選ぶ際に参考にしていること(MA)
47. メイクアップの悩み(MA)
48. 選ぶ際に重視すること(ベースメイク)(MA)
49. 選ぶ際に重視すること(ポイントメイク)(MA)
50. 現在使用しているボディケア(MA)
51. 男性が美容に取り組むことへの関心度合い(SA)
52. 身近な男性が取り組む美容への関心度合い(SA)
53. インナービューティーの摂取アイテム(MA)
54-1. インナービューティーで知っている成分(MA)
54-2. インナービューティーで現在取り入れている成分(MA)
54-3. インナービューティーで今後(も)取り入れたい成分(MA)
55. すべてそろえた時の総額(SA)
56. 価値観・ライフスタイル(SA)

【資料体裁】
A4判201頁

【発刊日】
2025年6月9日