2022年 オーガニック・ナチュラルコスメの市場分析調査

―化粧品の機能性とサステナブル性の両立が鍵に―

商品番号 mr210220586
価格 ¥ 108,900 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#27『2022年 オーガニック・ナチュラルコスメの市場分析調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/3135/


調査概要
【調査趣旨】
◆2021年のオーガニック・ナチュラルコスメ市場は、前年比4.2%増の2,250億円。2020年はコロナの影響により調査開始以来、初めてのマイナスを記録したが、2021年は好調に推移している。

◆成長要因としては、SDGsへの社会的関心の高まりが追い風となったほか、主要企業各社がデジタル戦略に力を入れたことや新商品を積極的に投入したことが挙げられる。企業別にみると、市場を牽引するロクシタンジャポンは顧客のファン化、デジタルマーケティングの強化、ECへの誘導などが寄与し、売上が拡大している。また、シロは商品の質の高さがSNSで拡散されたことで新規顧客を獲得したほか、話題性のある新商品を毎月発売するなど、目新しさを与える戦略によりファンを増やし、大きく成長している。さらに、資生堂は“森林浴美容”といった新たな発信を強化したことでギフト需要を獲得し、顧客の裾野が拡大している。

◆2022年(見込)については、2021年比2.7%増の2,310億円で推移する見通し。オーガニック・ナチュラルコスメの香りや効果・効能がより幅広い顧客に受け入れられているほか、サステナブルな取り組みや販売チャネルの多様化、認証取得といった企業努力により、市場規模はコロナ以前の水準に回復する見込みである。

◆今後は、化粧品の機能性とサステナブル性を両立させることが鍵となるとみられる。具体的には、コロナ禍を経て消費者の価値観は健やかさや心地よさ、地球へのやさしさなど、よりサステナブルなライフスタイルへと変化。それに伴い、サステナブル性が化粧品を購入するときの価値基準となっていることから、サステナビリティへの取り組みやブランドの信念を示し、共感するユーザーを増やすことが重要になってくるとみられる。また、サステナブル性に加え、様々な肌悩みを解決できる機能性も兼備した商品がニーズとして求められていることから、エイジングケアや美白ケア、毛穴ケアといったアプローチも強く訴求していくことがポイントとなってくる。

◆当資料では、オーガニック・ナチュラルコスメ市場に焦点を当て、その市場動向を主要企業別、ブランド別、チャネル別、分野別、カテゴリー別、種類別などさまざまな角度から徹底分析。オーガニック・ナチュラルコスメ市場の参入各社のマーケティング活動に資するデータを提供することを目的としている。

【調査期間】
2022年6月~2022年10月

目次
【調査項目(総市場編)】
1.調査範囲
 1)オーガニック・ナチュラルコスメの定義
 2)調査方法
 3)調査対象商品
 4)調査対象企業
2.主要企業の概況
 1)市場経緯と参入背景
 2)主要企業の開発経緯
 3)オーガニック認証基準
3.オーガニック・ナチュラルコスメの市場分析
 1)市場規模
 2)企業別シェア
 3)ブランド別シェア
 4)チャネル別シェア
 5)分野別シェア
 6)カテゴリー別シェア
 7)種類別シェア
4.オーガニック・ナチュラルコスメのブランド分析
 1)ブランドポジション
 2)主要ブランドのコンセプト
 3)主要ブランドの概要
 4)主要ブランドの新商品発売状況
5.オーガニック・ナチュラルコスメの品目分析
 1)主要企業の商品展開状況
 2)主要企業の分野別展開状況
 3)主要企業の種類別展開状況
 4)主要企業の価格帯別展開状況
6.オーガニック・ナチュラルコスメの販売方法分析
 1)販売チャネルの動向
 2)販促活動の動向
7.今後の展開

【調査対象企業】
◆ロクシタンジャポン株式会社
◆ザボディショップジャパン株式会社
◆ELCジャパン株式会社
◆株式会社ジョンマスターオーガニックグループ
◆株式会社サボン ジャパン
◆日本ロレアル株式会社
◆株式会社マークスアンドウェブ
◆株式会社ニールズヤード レメディーズ
◆株式会社ヴェレダ・ジャパン
◆ジャパン・オーガニック株式会社
◆株式会社アクロ
◆株式会社シロ
◆株式会社資生堂
◆メルヴィータジャポン株式会社
◆ジュリーク・ジャパン株式会社
◆インターナショナルコスメティックス株式会社
◆株式会社生活の木
◆ブルーベル・ジャパン株式会社
◆株式会社ハウス オブ ローゼ
◆ラッシュジャパン合同会社
◆株式会社ミトク
◆イソップ・ジャパン株式会社
◆株式会社ネイチャーズウェイ
◆BRUNO株式会社
◆Laline JAPAN株式会社
◆株式会社ウカ
◆SHIGETA株式会社
◆株式会社アムリターラ
◆株式会社シロク

―調査項目(個別企業編)―
1.ブランド概要・沿革
2.売上推移
3.商品戦略
4.販売戦略
※一部異なる

資料体裁:A4判311頁
発刊日:2022年11月14日