コンシューマーレポートNo.321
2022年 女性の頭皮・髪に関する意識・実態調査(第3弾)

―昨年よりもヘアケアにかける金額は増加!アイテムでは「洗い流すトリートメント」の使用率がアップ―

商品番号 cr210220461
価格 ¥ 429,000 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#8『2022年 女性の頭皮・髪に関する意識・実態調査(第3弾)』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/2729/


【調査概要】
◆今回、女性の頭皮と髪に関する意識と実態を明らかにすべく、20~70代の女性1,236人(スキンケアおよびメイクアップを週に1回以上行う人)を対象にアンケート調査を実施した。今回は2020年に続き、3回目の調査となる。

◆調査の結果、頭皮・髪に関する悩みとして最も多かったのは20代が「髪の傷み」、30代が「髪のパサつき」、40~70代が「白髪」となった。こうした悩みの原因について、髪に関する悩みでは「加齢」や「カラーリング」、頭皮に関する悩みでは「加齢」や「精神的ストレス」などが上位に挙がっている。また、2021年と比較すると、50代では「髪のパサつき」43.2%(7.8pt増)や、「ツヤのなさ」37.9%(8.3pt増)、「ハリ・コシのなさ」35.4%(6.8pt増)がいずれも5pt以上増加している。

◆ヘアケアアイテムの使用実態について2021年と比較すると、「トリートメント(洗い流すタイプ)」は使用率が5.5pt増加。特に40代は8.2pt増と大幅に増えている。また、アイテムを選ぶポイントとしては「自分の髪質に合っていること」が68.3%で第1位となり、その“自分に合っていること”を判断するタイミングは「髪を乾かした後」が47.2%で最も多く、乾燥後の頭皮・髪の状態が重要な判断基準となっている。

◆美容院・サロンの利用実態については、1年間の平均回数が4.6回となり、2021年よりも0.4回増加。一方、来店時に商品を購入した人の割合は26.7%となり、2020年以降減少し続けている(2020年比2.3pt減、2021年比1.4pt減)。また、購入アイテムTOP3は、「シャンプー」「リンス・コンディショナー」「トリートメント(洗い流すタイプ)」となっている。

◆さらに、ヘアケアにかける金額をみると、自宅でのケアは全体平均が5,143円(2021年比442円増)、美容院・サロンでの年間利用金額は平均32,890円(同668円増)となり、自宅と美容院・サロンの両方で昨年よりも増加する結果となった。このうち美容院・サロンについては、50代が34,198円(同1,717円増)、60代が36,950円(同2,751円増)、70代が36,483円(同2,701円増)となり、50代~70代の金額がこの1年で大きく増えていることがわかった。

◆当レポートでは、女性の頭皮・髪に対する考え方や利用実態、情報源、美容院・サロンの利用実態、さらにコロナ禍における変化などについて調査。年代別に加えて、「こだわりタイプ」「保守派タイプ」「トレンド美容タイプ」「無関心タイプ」「コスメ好きタイプ」「価格重視タイプ」の6つのクラスターでも分析している。また、2020年より毎年調査を行っており、女性の頭皮・髪に対する意識・実態の変化を探っていく。

【調査方法】
■WEBによるアンケート調査
■調査エリア:全国
■対象:スキンケアおよびメイクアップを週1回以上行っている20~70代の女性1,236人

【主な調査内容】
■頭皮・髪の悩み
■頭皮ケアと頭皮・髪悩みの相関性
■ヘアケアにおいて求めること惹かれること
■ヘアケアアイテムの使用実態
■アイテムを選ぶポイント
■ヘアケアブランドの認知率・使用率・今後の使用意向
■白髪染めの実態・不満点
■美容院・サロンの利用実態
■ コロナ禍における頭皮・髪関連の変化 など

【調査実施日】
2022年4月25日

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 頭皮・髪に関するキーワード
2. 頭皮・髪に関する悩みと原因
3. 頭皮ケアと頭皮・髪悩みの相関性
4-1. ヘアケアの実態①:ケア実態
4-2. ヘアケアの実態②:選ぶポイント
4-3. ヘアケアの実態③:ヘアケアブランドの認知度・使用率(一般向け)
4-4. ヘアケアの実態④:ヘアケアブランドの認知度・使用率(美容院・サロン専売)
5. 白髪染めの実態
6. 美容院・サロンの利用実態
7. 頭皮・髪に関するトレンドワードと意向
8. 今後のニーズ
9-1. クラスター別分析:こだわりタイプ
9-2. クラスター別分析:保守派タイプ
9-3. クラスター別分析:トレンド美容タイプ
9-4. クラスター別分析:無関心タイプ
9-5. クラスター別分析:コスメ好きタイプ
9-6. クラスター別分析:価格重視タイプ
10-1. 2020年からの過去3年サマリー:ヘアケア意識の変化
10-2. 2020年からの過去3年サマリー:悩み意識の変化
10-3. 2020年からの過去3年サマリー:ヘアカラーの変化
10-4. 2020年からの過去3年サマリー:美容院・サロンの変化

【集計編】
1.現在「美容」について意識していること(MA)
2-1.頭皮・髪に関する「キーワード」認知度(MA)
2-2.頭皮・髪に関する「キーワード」理解度(MA)
3.年齢による「頭皮・髪」の変化(MA)
4-1.理想とする頭皮・髪の状態(MA)
4-2.最も理想とする頭皮・髪の状態(SA)
5-1.現在気になっている「頭皮・髪」悩み(MA)
5-2.最も気になっている「頭皮・髪」悩み(SA)
5-3.将来不安に思う「頭皮・髪」悩み(MA)
6.「頭皮・髪」悩みの原因(MA)
7.悩みの開始年齢(SA)
8.悩みのきっかけ(MA)
9.「頭皮」ケアの意識(SA)
10.頭皮ケアの方法(MA)
11.「頭皮・髪」のケアを行う理由(MA)
12-1.現在使用しているアイテム(MA)
12-2.吟味しているアイテム(SA)
12-3.新型コロナウイルスをきっかけに使用頻度が増えたもの(MA)
13.すべてそろえたときの総額(SA)
14.ヘアケアアイテムの購入場所(MA)
15-1.シャンプーに求める機能・効能(MA)
15-2.特に重視するシャンプーの機能・効能(SA)
16.決め手となる情報源(MA)
17-1.アイテムを選ぶ際のポイント(MA)
17-2.アイテムを選ぶ際に特に重視しているポイント(SA)
18.「自分に合っている」と感じるシーン(MA)
19-1.知っているブランド(一般向け)(MA)
19-2.現在使用しているブランド(一般向け)(MA)
19-3.今後(も)使用したいブランド(一般向け)(MA)
20-1.知っているブランド(美容院・サロン専売)(MA)
20-2.現在使用しているブランド(美容院・サロン専売)(MA)
20-3.今後(も)使用したいブランド(美容院・サロン専売)(MA)
21.頭皮・髪にとって良いと思う成分(MA)
22-1.好きな香り(MA)
22-2.実際に使いたいと思う香り(SA)
23.魅力的だと思う「キーワード」(MA)
24.頭皮・髪のケアに対する意識(SA)
25.髪や髪型で憧れる有名人(FA)
26.パーソナルケアの購入意向(SA)
27.パーソナルケアの価格受容性(FA)
28-1.イメージがアップすると思う環境配慮の取り組み(MA)
28-2.多少高くても購入したいと思う環境配慮の取り組み(MA)
29.美容院・サロンの利用頻度(SA)
30-1.美容院・サロンで、この1年間に行ったメニュー(MA)
30-2.美容院・サロンで、現在行っているメニュー(MA)
31.美容院・サロンで行う黒髪染め・ファッションカラーの色(SA)
32.美容院・サロンでの商品購入(MA)
33.美容院・サロンで商品を購入したきっかけ(MA)
34.美容院・サロンに求めること(MA)
35-1.美容師とのコミュニケーションに求めること(MA)
35-2.美容師とのコミュニケーションに最も求めること(SA)
36.美容院・サロンでの利用総額(SA)
37.自宅での白髪染め方法(MA)
38.自宅での白髪染め頻度(SA)
39.白髪染めに対する不満(MA)
40.現在の白髪染め方法を選ぶ理由(MA)
41.白髪染めアイテムを選ぶ「キーワード」(MA)
42.グレイヘアの認知度(SA)
43-1.今後の白髪対策の意向(MA)
43-2.今後の白髪対策の意向-最も近い考え-(SA)
44.自宅で行う黒髪染め・ファッションカラーの色(SA)
45.ヘアカラーに対する意識(SA)
46.現在の髪型・髪質(SA)
47.使用するスタイリング剤の種類(MA)
48.新型コロナウイルスの影響で変化したこと(SA)
49.新型コロナウイルスの影響による変化のうち、今後も続くと思うもの(SA)
50.敏感肌の意識(SA)
51.ライフスタイルに関する意識と実態(SA)

体裁:データ(レポート本文のPPT、PDF、ローデータを収録)
1)本文PDF 2)本文パワーポイント
3)データ編(基本クロス集計・単純集計・ローデータ・調査票・FA)

発刊日:2022年6月28日