2016年 サロン用化粧品の市場分析調査
―重点サロンへの支援強化と高付加価値製品の導入が活性化―
商品番号
mr210160277
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概要
【調査主旨】
◆2014年度のサロン用化粧品市場は、前年度比1.8%増の1,621億円。サロン市場全体でみると、美容室の乱立や利用客の顧客単価の減少、来店サイクルの長期化、一般化粧品との競合など、依然として厳しい環境にある。しかし、サロン用化粧品市場は、販売面では美容室数の増加による取引店舗拡大や重点サロンへのサポート体制の強化などの要因により堅調に推移している。また、商品面ではヘッドスパやオーガニックなどの高付加価値製品の導入が活発化したことで市場の拡大に寄与している。
◆このうち、重点サロンへのサポート体制の強化については、カラーやパーマなど基本的な施術技術や専門知識の習得だけでなく、接客スキルやデザイン力の向上、サロン運営に関するノウハウなど、多角的なサポート体制を構築。ミルボンの『オージュアサロン』やコタの『旬報店』、日華化学の『ノミネートサロン』などは、サポート体制を強化することでブランド力を保持し、美容室の他店舗との差別化や利用客のロイヤル化に繋げている。
◆また、高付加価値製品の導入については、比較的生産性が低いアシスタントを有効活用できる点からヘッドスパブランドを導入するサロンが増加傾向にある。こういったニーズに対応するため、日本ロレアルの「ケラスターゼ」やミルボンの「ディーセス」、日華化学の「イーラル」などは美容室におけるヘッドスパサービスでの利用を目的とした各種製品の投入を進めている。
◆このほか、消費者のオーガニック志向の高まりを受けて、ミルボンの「ヴィラロドラ」やヘンケルジャパンの「エッセンシティ」、ナプラの「ナシード」などのオーガニックブランドも伸長している。これらブランドでは、近年カラー剤を投入する動きがみられ、カラー剤の導入をきっかけとしてオーガニックブランドを取り扱う美容室が増加している。
◆当資料では、今後一層厳しさを増すことが予想されるサロン用化粧品市場について、展開ブランド、売上、販売方法など様々な角度から徹底分析。サロン用化粧品の今後の市場性と方向性についてレポートしている。
目次
【調査概要】
【市場編】
1.調査概要
1)調査目的
2)調査対象商品
3)調査対象企業
4)調査方法
2.周辺環境
1)理美容室施設数・従業員数の推移
2)サロンの利用状況
3.サロン用化粧品市場の沿革
4.サロン用化粧品の市場分析
1)サロン用化粧品の市場規模
2)サロン用化粧品のマーケットポジション
3)企業別シェア
4)ブランド別シェア
5)分野別市場
6)分野別×企業別シェア
7)種類別市場
8)種類別×企業別シェア
5.商品分析
1)分野別商品分析
2)新商品発売状況
6.品目分析
1)分野別・種類別展開状況
2)企業別・分野別展開状況
3)企業別・種類別展開状況
7.販売方法・販促活動
1)販売方法
2)販促活動
8.今後の展開
1)今後の市場性
2)主要企業の今後の展開
【個別企業編】
◆株式会社ミルボン
◆タカラベルモント株式会社
◆株式会社アリミノ
◆資生堂プロフェッショナル株式会社
◆日本ロレアル株式会社
◆ヘンケルジャパン株式会社
◆株式会社ナプラ
◆日華化学株式会社
◆コタ株式会社
◆株式会社ビューティーエクスペリエンス
◆株式会社アジュバンコスメジャパン
◆ホーユー株式会社
◆P&Gジャパン株式会社
◆クオレ株式会社
◆タマリス株式会社
―調査項目(一部除く)―
1.企業概要
2.展開ブランド
3.品目数
4.売上高
1)ブランド別売上高
2)分野別売上高
5.販売方法および販促活動
6.今後の展開
資料体裁:A4判 142頁
発 刊 日:2016年3月9日