2014年 化粧品トレンドアイテムの市場分析調査
―トレンド商品の背後にある消費者ニーズを徹底分析―
商品番号
mr210140183
-
-
お支払方法について
お支払いは請求書払いとなります。
ご希望の方はクレジットカード決済もご利用いただけます。
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します
※発刊日・内容については、予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します
概要
【調査趣旨】
◆今日、日本国内の化粧品市場は緩やかな拡大基調に向かっているものの、これ以上の人口の増加は見込めず、市場が飽和・成熟化していることから、大幅な成長を期待するのは難しくなっている。また、消費者ニーズの多様化や細分化、流行やトレンドの急速な変化、さらには美容意識・美容行動力の低下により、大きなヒット商品が生まれにくい環境になっている。
◆しかしそんな状況下においても、消費者ニーズを的確に捉え、市場が大きく拡大しているアイテムがある。また、市場規模はまだ小さいものの、新規参入が活発になり、今後大きな成長が期待できるアイテムがある。
◆例えば、2013年度のまつ毛美容液市場は45億円、炭酸コスメ市場は55億円、睡眠美容コスメ市場は66億円となっている。いずれのアイテムも単品での展開が中心であるため市場規模はまだまだ小さいのが実状であるが、前年度比伸長率はそれぞれ32.4%増、31.0%増、29.4%増と、この1年間で約1.3倍に拡大するなど急速に成長している。また今後についても、新規参入・新商品がさらに増加するとともに、同カテゴリーそのものの認知度・関心がさらに高まるとみられ、市場はいっそう拡大する見通しとなっている。
◆このほか、オールインワンコスメについては、カテゴリー自体の新しさはないが、大手企業の参入および機能性アイテムの強化・拡張によりコストパフォーマンスの良いアイテムとして市場に定着。2桁成長を維持し、市場は500億円規模にまで拡大している。また、女性用育毛商品については、男性用も含めた育毛市場全体からみれば約4分の1を占めているに過ぎないが、通販チャネルの活性化および頭皮(スカルプ)ケアの普及と相俟りながら、男性用育毛商品よりも高い成長性を示している。
◆本調査では、近年の化粧品市場で注目を集めているアイテム(オールインワンコスメ、日焼け止め、炭酸コスメ、睡眠美容コスメ、まつ毛美容液、女性用育毛商品、ヘアカラートリートメントなど)に着目し調査。各アイテムにおける参入企業や競合商品の分析はもちろんのこと、その背景にある歴史的な変遷や消費者ニーズの分析を通じて、今後の商品開発や新規参入に資するデータを提供するとともに、より大きな商品戦略の一助となることを目指している。
目次
【総市場編】
1.調査概要
1)調査の背景と目的
2)調査対象商品
3)調査方法
4)その他の留意点
2.化粧品市場の沿革
3.化粧品の総市場規模推移
1)総市場
2)分野別市場
3)チャネル別市場
4.トレンドアイテムの商品分析
1)主要企業の参入状況
2)主要アイテムの特性と消費者ニーズ
3)主要アイテムにおける市場ポジション別戦略
5.トレンドアイテムの売上分析
1)主要18アイテムの売上ランキング
2)主要18アイテムの伸長率
3)主要18アイテムの今後の需要予測
6.今後の方向性
【テーマ別市場編】
◆オールインワンコスメ
―相次ぐ参入と機能性訴求の広がりで勢力図に変化の兆し―
◆日焼け止め(UVケア化粧品)
―『PA++++』の導入と〈ジェル+スプレー〉が市場拡大を後押し―
◆炭酸コスメ
―メジャーブランド・ベーシックアイテムへの配合が加速し、市場は急成長―
◆睡眠美容コスメ
―“ながら”・“時短”志向で高まる睡眠美容ニーズ―
◆まつ毛美容液
―“ハリ・コシを与えるトリートメント効果”から“生やす・育てる育毛効果”へ―
◆女性用育毛商品
―頭皮(スカルプ)ケアの普及が市場の裾野を拡大―
◆ヘアカラートリートメント
―ブームから定着へ、“つなぎ役”として安定した需要を確保―
調査項目(一部除く)
1.商品概要
2.参入企業
3.市場の沿革と概況
4.品目分析
5.ブランド・商品分析
6.売上分析
7.販売方法分析
8.今後の市場性
資料体裁:A4判 118頁
発 刊 日:2014年8月22日