アトピー性皮膚炎治療におけるアンメットニーズを探る
ドクター調査シリーズ№16
アトピー性皮膚炎治療のドクター調査

商品番号 dr0100016
価格 ¥ 880,000 税込
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概要

現在、アトピー性皮膚炎に対する治療としては、ステロイド外用剤、免疫抑制剤、抗ヒスタミン、抗アレルギー剤、保湿保護剤の使用が定着しており、「ネオーラル」が既存治療で効果が得られない重症患者について2008年に追加承認を得たのを除くと約10年間新薬が発売されていない。
しかし、弊社が実施した患者調査によると、現在使用されている薬剤に対する満足度は6割前後と低く、痒みなどから日常生活に支障をきたしている患者は約8割にも及ぶなど、アトピー性皮膚炎治療においては未充足ニーズがいまだ大きく、新薬に対する期待も高い領域である。
当調査はアトピー性皮膚炎治療を行っている皮膚科および小児科のドクター50名にインタビュー調査を実施。治療実態を詳細に調査・分析することで、アンメットメディカルニーズを明らかにするとともに今後の薬剤ニーズを探ったものである。

■調査方法
アトピー性皮膚炎の治療を行っている皮膚科および小児科の医師50名へ 、調査票を使用したインタビュー調査




目次

被験者特性(ドクタープロフィール)

分析編
1.患者について
1)病院形態・診療科別、年代別患者割合
2)重症度別患者割合
2.治療目的と治療方針
3.幼児・小児患者の治療実態
1)重症度別薬剤の使用患者割合
2)薬剤使用の流れ
4.成人患者の治療実態
1)重症度別薬剤の使用患者割合
2)薬剤使用の流れ
5.薬剤選択における重視度と各薬剤の満足度
6.新薬に求められるプロファイルとは

集計編
1.診察患者について
1)過去1ヶ月間のアトピー性皮膚炎患者数
2)年代別患者割合
3)重症度別患者割合
4)“Flare Up”について
  1] “Flare Up”の定義
  2] “Flare Upの回数
2.検査・診断について
1)診断基準
  1] 全体
  2] 病院形態・診療科別
2)検査の実態
3)検査の内容
4)検査の目的
3.アトピー性皮膚炎の治療に対する考え方
1)治療目的
  1] 全体
  2] 病院形態・診療科別
2)治療の達成指標
  1] 全体
  2] 病院形態・診療科別
3)治療の優先度
  1] 炎症抑制と痒み抑制のどちらを優先するか
  2] 炎症抑制を優先する理由
  3] 痒み抑制を優先する理由
  4] 両方を同時に進める理由 
4.幼児・小児アトピー性皮膚炎〜軽症例〜の治療実態
5.幼児・小児アトピー性皮膚炎〜中等症例〜の治療実態
6.幼児・小児アトピー性皮膚炎〜重症-最重症例〜の治療実態
7.成人アトピー性皮膚炎〜軽症例〜の治療実態
8.成人アトピー性皮膚炎〜中等症例〜の治療実態
9.成人アトピー性皮膚炎〜重症-最重症例〜の治療実態

<共通項目(上記4〜9)>
1)薬剤の使用実態(使用患者の割合)
2)薬剤の使用目的
  1] ステロイド外用剤の使用目的
  2] 経口抗ヒスタミン/抗アレルギー剤の使用目的
  3] 「プロトピック」の使用目的
  4] 保湿剤の使用目的
3)薬剤の使い始めるタイミング
  1] ステロイド外用剤の使い始めるタイミング
  2] 経口抗ヒスタミン/抗アレルギー剤の使い始めるタイミング
  3] 「プロトピック」の使い始めるタイミング
  4] 保湿剤の使い始めるタイミング
4)使用する主なブランド

10.薬剤選択における重視度と満足度
1)薬剤選択における重視度
  1] 全体
  2] 病院形態・診療科別
2)ステロイド外用剤の満足度
  1] 全体
  2] 病院形態・診療科別
3)経口抗ヒスタミン/抗アレルギー剤の満足度
  1] 全体
  2] 病院形態・診療科別
4)「プロトピック」の満足度
  1] 全体
  2] 病院形態・診療科別
11.今後の使用意向とその理由
12.薬剤の問題点
1)ステロイド外用剤の問題点
2)経口抗ヒスタミン/抗アレルギー剤の問題点
3)「プロトピック」の問題点
13.重症度別治療達成度
14.既存薬で治療満足度が低いケース
15.新薬に求めるプロファイル
16.ガイドラインについて
1)「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」の参考状況
2)「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン」を参考にしていない理由
3)「アトピー性皮膚炎の定義・診断基準」の参考状況
4)「アトピー性皮膚炎の定義・診断基準」を参考にしていない理由
5)日本皮膚科学会ガイドライン以外に参考にしているもの
17.患者とのコミュニケーション
1)薬剤の説明状況
2)患者からの薬剤に関する要望
3)患者からの要望内容
18.治療費・薬剤費について
1)治療全体にかかる費用について
2)薬剤費について
3)理由
19.「レミッチ」について
 
「データ編」
「調査票」


体裁:CD-ROM[レポート、rawdata]
発刊日:2010年8月16日