コンシューマーレポートNo.340
育毛商品の使用実態と今後のニーズ

ー消費者の悩みや育毛ケア意識、消費行動を徹底分析ー

商品番号 cr210230481
価格 ¥ 462,000 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#57 『育毛商品の使用実態と今後のニーズ』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/3783/


【調査概要】
◆今回、育毛商品の使用実態を明らかにすべく、30~70代の男女1,030名(育毛剤、育毛トニック、育毛ローションなど頭皮に塗布する育毛商品を週に4日以上使用している人)を対象にアンケート調査を実施した。

◆調査の結果、抜け毛・薄毛悩みの日常生活への影響については、「人から頭部を見られるのが気になる」(36.8%)が最も多かった。また、育毛商品を使う理由としては、「いつまでも若々しくいたいから」が42.8%となるなど、育毛に取り組む姿勢が明らかとなった。

◆育毛商品選びで参考にする情報源のトップ3は、「テレビCM」(31.5%)、「店頭」(31.5%)「メーカーホームページ」(24.3%)となった。また、魅力的なキーワードのトップ3は「毛根を活性化」(44.5%)、「頭皮の育毛環境を整える」(43.5%)、「血流を促進」(40.2%)となったが、いずれにおいても性年齢層別で大きな違いがみられた。

◆育毛商品を選ぶ際の重視ポイントとしては、「薄毛・抜け毛の予防効果があること」(54.7%)がトップとなった。また、育毛商品の効果を実感できる変化としては、「抜け毛が減る」(50.0%)がトップとなり、抜け毛に対する注目度の高さが明らかとなった。

◆育毛商品のブランド分析では、「サクセス(花王)」「リアップ(大正製薬)」「スカルプD(アンファー)」が、認知度・使用率ともにトップ3となった。これらブランドを含む使用率トップ8ブランドについて、当レポートではブランドの移行率やブランドイメージなどを分析している。

◆シャンプーの使用実態に関しては、「育毛商品と同じブランドの育毛シャンプーを使っている」が23.9%、「育毛商品と別のブランドの育毛シャンプーを使っている」が21.7%などとなった。また、育毛シャンプーを使う理由としては、「一般的なシャンプーよりも効果が高そうだから」が42.9%となり、育毛商品との相乗効果への期待が示された。

◆このほか、「頭皮の敏感肌」や「多機能製品」といったキーワードにも着目し、今後の製品使用の意向などを調査した。

◆当レポートでは、男女の育毛に対する考え方やその違い、育毛商品の使用実態、効果の判断、魅力的な成分、使いたい香りや容器タイプ、さらに今後の商品ニーズなどについて調査。また、性年齢層別に加えて、「将来不安タイプ」「年齢相応タイプ」「自己投資タイプ」「気休めタイプ」「人生充実タイプ」「惰性的タイプ」の6つのクラスター別に分析している。

【主な調査内容】
■ 抜け毛・薄毛の悩み
■ 育毛サプリ・漢方の摂取状況
■ 育毛商品の使用実態
■ 情報源
■ 効果を実感できる変化
■ 育毛商品ブランドの認知率・使用率・今後の使用意向
■ 魅力的な成分・取り入れている成分
■ 育毛商品の価格受容性
■ 育毛シャンプーの使用状況 など

【調査方法】
・WEBによるアンケート調査
・調査エリア:全国
・対象:育毛剤、育毛トニック、育毛ローションなど頭皮に塗布する育毛商品を週に4日以上使用している30~70代の男女1,030名

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 頭皮・髪に関する悩みと原因
2. 抜け毛・薄毛の悩み始めと日常生活への影響
3. 抜け毛・薄毛に対するケアの実施状況
4-1. 育毛商品の使用場面と目的
4-2. 育毛商品の情報源と魅力的なキーワード
4-3. 育毛商品を選ぶ際の重視ポイント
4-4. 育毛商品の効果の判断
5-1. 育毛商品ブランドの認知度・使用率
5-2. 育毛商品ブランドのユーザー獲得率
5-3. 育毛商品ブランドの認知から使用までの移行率
5-4. 重視ポイントとブランドイメージのギャップ
5-5. 育毛商品ブランドのブランドロイヤリティ
6. 育毛シャンプーの使用実態
7-1. 男女における”育毛”の捉え方の違い①
7-2. 男女における”育毛”の捉え方の違い②
8-1. 今後の商品ニーズ:敏感肌向けアイテム
8-2. 今後の商品ニーズ:美容発想・多機能アイテム
9-1. クラスター別分析:将来不安タイプ
9-2. クラスター別分析:年齢相応タイプ
9-3. クラスター別分析:自己投資タイプ
9-4. クラスター別分析:気休めタイプ
9-5. クラスター別分析:人生充実タイプ
9-6. クラスター別分析:惰性的タイプ

【集計編】
1-1. 現在気になっている頭皮・髪の悩み(MA)
1-2. 現在最も気になっている頭皮・髪の悩み(SA)
1-3. 将来不安に思う頭皮・髪の悩み(MA)
2. 頭皮・髪の悩みの原因(MA)
3. 抜け毛や薄毛が気になり始めた年齢(SA)
4. 抜け毛や薄毛に悩み始めたきっかけ(MA)
5. 抜け毛や薄毛の日常生活への影響(MA)
6. 抜け毛や薄毛に向けての頭皮・髪のケア(MA)
7. 抜け毛や薄毛に向けてのそのほかの取り組み(MA)
8. 育毛のためにサプリ・漢方を摂取する理由(MA)
9. 育毛商品の使用タイミング(MA)
10. 育毛商品を使用する理由(MA)
11. 育毛商品に対する考え(SA)
12-1. 育毛商品を選ぶ際、参考にする情報源(MA)
12-2. 育毛商品の購入の決め手となる情報源(MA)
13-1. 育毛商品を選ぶ際、重視するポイント(MA)
13-1. 育毛商品を選ぶ際、最も重視するポイント(SA)
14. 育毛商品の安心・安全に対する考え(MA)
15-1. 育毛商品の効果を実感できる変化(MA)
15-2. 育毛商品の効果を最も実感できる変化(SA)
16. 魅力的なキーワード(MA)
17-1. 知っている成分(MA)
17-2. 魅力的な成分(MA)
17-3. 意識的に取り入れている成分(MA)
18-1. 知っているブランド(MA)
18-2. 使用したことがあるブランド(MA)
18-3. 現在使用しているブランド(SA)
19. ブランドのイメージ(MA)
20-1. ブランドを知ったきっかけ(MA)
20-2. ブランドを知ったきっかけ:上位8ブランド(MA)
21-1. ブランドを選んだ理由(MA)
21-2. ブランドを選んだ理由:上位8ブランド(MA)
22. 広告の魅力的な点(MA)
23. ブランドの使用期間(SA)
24. 最初のブランド購入時の継続意向の期間(SA)
25. 現在までの使用本数(SA)
26. 購入場所(MA)
27. 通販で購入する理由(MA)
28. ブランドの1年後の継続意向(MA)
29. 1つ前に使っていたブランド(SA)
30. 1つ前に使っていたブランドの使用期間(SA)
31. 1つ前に使っていたブランドを変えた理由(MA)
32. 次に使ってみたいブランド(MA)
33. 使いたい育毛商品の香り(MA)
34. 使いたい育毛商品の容器タイプ(MA)
35. 育毛商品の価格受容性
36. 育毛商品の使用によるトラブル経験(MA)
37. 現在使用しているシャンプー(MA)
38. 育毛シャンプーを使う理由(MA)
39. 育毛シャンプーを使わない理由(MA)
40. 薄毛治療の通院状況(SA)
41-1. 敏感肌の意識:顔(SA)
41-2. 敏感肌の意識:頭皮(SA)
42. 今後(も)使いたいと思う育毛商品(SA)
43. 価値観・ライフスタイル(SA)

【調査実施日】
2023年6月20日

【発刊日】
2023年7月31日

【資料体裁】
A4判116頁