2018年 スキンケアのアイテム別市場分析調査
―トレンドキーワードは“シワ改善” “アンチポリューション” “肌の土台づくり”―
商品番号
mr210180400
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概要
【調査趣旨】
◆2016年度のスキンケア市場は、前年度比2.4%増の1兆799億円。外国人観光客によるインバウンド需要が落ち着きはじめたことから、各社は国内顧客へのアプローチを強化することで売上を伸ばしている。
◆ブランド別にみると、シェアトップは「SK-Ⅱ」(P&Gプレステージ)の383億円。同ブランドは、主力化粧水のキャンペーンなどを実施することで引き続き20~30代の新規顧客を獲得している。このほか、「パーフェクトワン」(新日本製薬)や「フラコラ」(協和)、「ライスフォース」(アイム)などの通販系ブランドでは、販促への注力が奏功して好調に推移している。
◆アイテム別にみるとシートマスクやクレンジングなどが好調に推移している。このうち、シートマスク市場は前年度比8.0%増の405億円と、全アイテムのなかで最も高い伸長率となっている。同市場は、大容量タイプが人気の「ルルルン」(グライド・エンタープライズ)や独自訴求の「サボリーノ」(BCLカンパニー)など、セルフ系ブランドが伸長したことが寄与している。
◆クレンジング市場は、前年度比3.9%増の876億円で推移。同アイテムは、“洗浄力の高さ”と“肌へのやさしさ”の両立が必須となっていることから、各社は各剤型のデメリットを解消する工夫を凝らし、ニーズに対応している。また近年は、同ニーズに対応した剤型としてバームが人気を獲得。なかでも同剤型の代表商品である「D.U.O. ザ クレンジングバーム」(プレミアアンチエイジング)の売上高は、前年度比2.7倍以上となっている。
◆2017年度のスキンケア市場は、2016年度比2.3%増の1兆1,044億円となる見込み。ポーラと資生堂では、消費者の肌悩みの上位である“シワ”に対し、それを“改善する”ことを謳った商品を発売。これにより、美容液市場は同比5.0%増、クリーム(ジェル・ゲル)は同比4.4%増とそれぞれ大きく伸長する見通しである。
◆また近年は、世界中で大気汚染が問題視されていることを受けて、各社は大気汚染が肌に与える影響に着目。今後は、化粧水や乳液などで大気汚染から肌を守る“アンチポリューション”を謳う商品が増える見通しである。このほか、「ソフィーナiP」(花王)などのヒット以降、まずは肌の状態を整えることを重視した“肌の土台づくり”に着目したブランドが増加。美容液に加えて、洗顔料などの他のアイテムにも同訴求が広がるとみられる。
◆当資料では、スキンケアの主なアイテム7種類における市場の沿革や商品分析、チャネル別・ブランド別・注目カテゴリー別売上高、今後の市場性などを通して各アイテムの商品開発の一助となるデータを提案している。
【調査対象アイテム】
◆クレンジング
◆洗顔料
◆化粧水
◆乳液
◆美容液
◆クリーム(ジェル・ゲル)
◆シートマスク
【調査期間】
2018年1月~2018年3月
目次
【調査概要】
【総市場編】
1.市場概要
1)調査対象商品
2)調査方法
3)その他の留意点
2.化粧品の市場規模推移
1)総市場
2)分野別市場
3)チャネル別市場
3.スキンケアのブランド別市場
4.スキンケアのアイテム別市場
1)アイテム別市場規模推移
2)アイテム別市場の伸長率
3)チャネル別販売構成
4)注目カテゴリーの動向
5.スキンケアのアイテム別トレンド分析
6.主要企業の販促活動
7.今後の市場性
【アイテム別市場編】
◆クレンジング
―“高い洗浄力”と“肌へのやさしさ”の両立の追求:バーム剤型が増加―
◆洗顔料
―“肌の土台づくり”へのアプローチの強化:朝と夜の使い分け訴求が加速―
◆化粧水
―外的環境から肌を守るアプローチが増加―
◆乳液
―“アンチポリューション”を訴求するUV乳液が拡大―
◆美容液
―“肌の土台づくり”“シワの改善”商品が市場拡大に寄与―
◆クリーム(ジェル・ゲル)
―“シワ改善”クリームの登場―
◆シートマスク
―セルフ系は小容量タイプに注力、カウンセリング系はセット商品で高機能化を加速―
―調査項目―
1.商品概要
2.市場動向
3.売上分析
1)全体
2)チャネル別
3)ブランド別
4)注目カテゴリー
4.商品分析
1)ポジショニング
2)コンセプト分析
3)新商品発売動向
5.今後の市場性
【新商品一覧】
資料体裁:A4判 147頁
発刊日:2018年3月30日