2021年 美白スキンケアの市場分析調査

―キーワードは“ヘルシー美白”  ツヤ・透明感・血色を叶える健康的な美白アイテムが人気―

商品番号 mr210210555
価格 ¥ 108,900 税込
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概要
【調査趣旨】
◆2019年度の美白スキンケア市場は、2,693億円で前年度から2.2%増となっている。主要ブランドの動向としては、ロート製薬「オバジ」が高機能美容液を投入して伸長したほか、花王「アルブラン」が生活圏のGMSで受けられるカウンセリングなどにおいて好評を博し顧客獲得に成功している。また、ドクターシーラボ「スーパーホワイト377」やロート製薬「メラノCC」がインバウンド需要を得て市場の拡大に貢献している。さらに、オルビスが“美白×シワ改善”を謳う美容液の投入により売上増となり、美白スキンケア市場での存在感を増している。

◆商品面の特徴としては、“透明感”や“ツヤ”、“血色感”など、顔全体の均一的な明るさを叶える健康的な美白“ヘルシー美白”に導くことを謳うブランドが増えている。例えば、資生堂「ホワイトルーセント」は血色がよく透明感のある肌を訴求することで若年層の支持を獲得している。また、シャネル「ルブラン」はいきいきとピンク色に輝く“ヘルシーロージーグロウ肌”を叶えるとしている。

◆また、“美白×シワ改善”や“美白×ハリ”を謳う美白エイジングケアが定番化し、クリームをはじめ豊富なアイテム展開となっている。さらに、“美白×シワ改善×UV機能”を謳う製品も登場し、美白エイジングケア商品の多機能化が進んでいる。

◆2020年度(見込)については、2019年度から12.3%減の2,361億円で推移する見通し。長期に渡り新型コロナウイルスの影響を受けたことで市場は縮小している。

◆今後の展開としては、コロナ禍のマスク荒れやストレス荒れにより、“美白×抗炎症”や“美白×敏感肌”などの機能が注目されていくとみられる。また、おうち美容の人気が高まる中、顔のシミを気にする女性が増えていることから、シミへのアプローチの訴求が重要になってくる。

◆当資料では、今日の化粧品のなかでも特に関心の高い美白化粧品(スキンケア)に焦点を当て、その市場動向を主要企業別、ブランド別、種類別、成分別、価格帯別などさまざまな角度から徹底分析。美白スキンケアの今後の市場性と方向性についてレポートしている。

【調査期間】
2021年1月~2021年5月

目次
【総市場編】
1.市場概要
2.美白市場の沿革
3.消費者の意識
4.美白スキンケアの成分・作用分析
5.美白スキンケアの市場分析
6.美白スキンケアのブランド分析
7.美白スキンケアの品目分析
8.美白スキンケアの販売分析
9. 今後の展開

【調査対象企業】
◆株式会社資生堂
◆花王株式会社
◆株式会社カネボウ化粧品
◆株式会社コーセー
◆株式会社アルビオン
◆株式会社ポーラ
◆ELCジャパン株式会社 エスティローダー事業部
◆ELCジャパン株式会社 クリニーク事業部
◆日本ロレアル株式会社
◆パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社
◆P&Gプレステージ合同会社
◆ロート製薬株式会社
◆株式会社ドクターシーラボ
◆株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー
◆オルビス株式会社

―調査項目―
1.ブランド概要
2.開発経緯
3.品目数
4.ブランド分析
5.販売高
6.販売方法
7.今後の展開


資料体裁:A4判261頁
発刊日:2021年6月7日