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2025年 美白スキンケアの市場分析調査

ー成分重視で生まれる美白スキンケアの新潮流ー

商品番号 mr210250657
価格 ¥ 108,900 税込
※法人パッケージ版以外は、事業所内限定商品となります。

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調査概要
【調査主旨】
◆2024年の美白スキンケア市場は、前年比5.1%増の2,864億円。夏の長期化や酷暑による美白意識の高まり、シミ予防に対する関心の拡大などを背景に、好調に推移している。ブランド別では、「メラノCC」(ロート製薬)、「HAKU」(資生堂)、「パーフェクトワン」(新日本製薬)がトップ3となっている。シェア上位のブランドが一桁増となっている一方で、「Yunth」(Aiロボティクス)や「ナンバーズイン」(BENOW JAPAN)といった新興ブランドが大きく伸長している。また成分別では、「雪肌精」(コーセー)から、2023年に承認された新規美白有効成分『グリチルリチン酸ステアリルSW』を配合した商品の登場といった動きも見られる。

◆主要ブランドの近年の動向としては、“全方位美白“から、シミ・くすみ・透明感など肌悩みを立体的に捉える“立体的な美白”への進化がみられ、点(シミ)→面(肌全体)→立体(構造・質感・光感)へと進化している。また、美白ケアにくわえて毛穴ケアや肌荒れケアなどを組み合わせた複合的な処方が定着し、幅広い肌ニーズに応える商品が増加している。さらに、韓国コスメブームや美容医療の需要の高まりから、美白有効成分ではない『レチノール』や『CICA』、『グルタチオン』といったサポート成分にまで成分重視の傾向が拡大している。このほか、分かりやすいネーミングやパッケージデザインを採用することで、成分そのものを前面に押し出したアイテムが目立ち、例えば「ナンバーズイン 5番 白玉グルタチオンCふりかけマスク」は、効果実感の高さにくわえ、ユニークなネーミングと鮮やかな見た目によるエンタメ性が話題を呼び、ヒット商品となっている。

◆今後の展開としては、夏の長期化や酷暑といった外部環境の変化からさらに美白意識が高まることが予想されるが、一方で『ナイアシンアミド』『ビタミンC』ブームの落ち着きなどから、市場全体の成長は2024年比0.7%増と鈍化する見込みとなっている。また、ビジュアルや使用体験にエンタメ性を取り入れることで消費者の関心を惹きつけるとともに、独自性や鮮度を感じさせる“特別な成分”を前面に打ち出した商品が新たな潮流を形成しており、今後もこうした話題性と差別化を両立したアイテムの人気が継続すると見込まれる。さらに、日中でも美白やシワ改善などのスキンケアができる高機能UVケアアイテムの需要が引き続き高まるほか、韓国コスメブームに伴い、若年層の美白スキンケア需要の拡大や『グルタチオン』の注目度の向上も予想される。

◆当資料では、今日の化粧品のなかでも特に関心の高まる美白化粧品(スキンケア)に焦点を当て、その市場動向をブランド別、種類別、成分別、価格帯別などさまざまな角度から徹底分析。美白スキンケアの今後の市場性と方向性についてレポートしている。

【調査期間】
2025年4月~2025年8月

目次
【調査項目(総市場編)】
1.市場概要
2.美白市場の沿革
3.消費者の意識と実態
 3-1.肌悩みとその原因
 3-2.使用アイテムと重視ポイント
 3-3.成分の認知・使用実態
 3-4.ブランド分析
 3-5.美白ケアで目指す肌
4.美白スキンケアの成分・作用分析
5.美白スキンケアの市場分析
 5-1.市場規模
 5-2.マーケットポジション
 5-3.ブランド別シェア
 5-4.種類別販売構成
 5-5.成分別販売構成
 5-6.価格帯別販売構成
6.美白スキンケアのブランド分析
 6-1.ポジショニング
 6-2.ブランド特長
 6-3.主要ブランドの新製品発売状況
7.美白スキンケアの品目分析
 7-1.ブランド別展開状況
 7-2.種類別展開状況
 7-3.価格帯別展開状況
8.美白スキンケアの販売分析
 8-1.販売チャネル
 8-2.販促活動
9.今後の展望

【調査対象ブランド】
• HAKU(株式会社資生堂)
• アクアレーベル(株式会社資生堂)
• エリクシールホワイト(株式会社資生堂)
• SHISEIDO(株式会社資生堂)
• コスメデコルテ(株式会社コーセー)
• 雪肌精(株式会社コーセー)
• ワンバイコーセー(株式会社コーセー)
• アルブラン(花王株式会社)
• アルビオン(株式会社アルビオン)
• ホワイトショット(株式会社ポーラ)
• オルビス(オルビス株式会社)
• アスタリフト(株式会社富士フイルムヘルスケアラボラトリー)
• ディオール(パルファン・クリスチャン・ディオール・ジャポン株式会社)
• 肌ラボ(ロート製薬株式会社)
• メラノCC(ロート製薬株式会社)
• ちふれ(株式会社ちふれ化粧品)
• トランシーノ(第一三共ヘルスケア株式会社)
• SK-Ⅱ(P&Gプレステージ合同会社)
• なめらか本舗(常盤薬品工業株式会社)
• パーフェクトワン(新日本製薬株式会社)
• Yunth(Aiロボティクス株式会社)
• ナンバーズイン(株式会社BENOW JAPAN)
• ケシミン(小林製薬株式会社)

【主な調査項目】
ブランド概要/ブランド沿革/売上推移/売上構成/商品戦略/販売戦略

【資料体裁】
A4判168頁

【発刊日】
2025年8月19日

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