2014年 中国の化粧品市場
―拡大する内陸部とネット通販―
商品番号
mr210140150
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概要
【調査趣旨】
◆2012年度の中国化粧品市場は前年度比8.4%増の2兆1,766億円。日本の化粧品市場にほぼ匹敵する規模にまで拡大している。
◆企業別の動向としては、資生堂などの大手日系企業は2012年秋に起きた反日デモの影響を受けて苦戦を強いられた。一方で、市場を牽引しているP&GやL’Orealなどの欧米企業は順調に推移。なかでもL’Orealは、主力ブランドの「ロレアルパリ」がエイジングケアや美白ケアシリーズの好調により売り上げを大きく伸ばし、トップシェアのP&Gに迫る勢いをみせている。
◆商品面では、主要企業は日本市場と同様、エイジングケアや美白ケアなどの機能性を訴求した商品を拡充しており、ユーザーの支持を得ている。また、顧客の裾野拡大のため男性向けの化粧品や漢方を使用した化粧品の投入も活発化している。一例として、P&Gは漢方医が開発に関与した「Ji」を導入している。
◆販売面では、依然として百貨店が主力チャネルであるが、近年需要が拡大する内陸部では専門店チャネルの売上が伸長している。また、中国国内ではネットユーザーの急増を背景に、ネット通販での売上が大きく伸びており、主要チャネルのなかで最も高い伸長率を示している。こうしたなか、Estee Lauderなどの大手企業はインターネットを活用した広告宣伝に積極的に取り組むことでブランドの知名度を上げ、売上の拡大につなげている。
◆2013年度についても、中国の化粧品市場は好調に維持し、日本の化粧品市場を抜く見通しである。これを踏まえ、日系・欧米企業は内陸部の中間所得者が増えていることを背景に、専門店向けブランドやシリーズを導入し需要の獲得を図る考え。またブランドサイトやSNSを活用した販促活動により、ネット通販での売上を伸ばすことを目指している。
◆当資料では、中国の化粧品市場を関連組織やブランド・チャネルなどから多角的に分析し、中国市場での主要各社の戦略や今後の展望についてレポートしている。
目次
【市場編】
1.調査対象範囲
1)調査目的
2)調査対象商品
3)調査対象企業
4)調査方法
2.中国の化粧品市場の概況
1)基本情報
2)化粧品市場の沿革
3)主要企業の事業拠点
3.化粧品の関連法規
1)化粧品に関する衛生基準
2)輸入における事前審査
3)直接販売の認可基準
4.化粧品の市場規模
1)総市場
2)分野別販売高
3)チャネル別販売高
4)企業別販売高
5)ブランド別販売高
5.ブランド展開
1)ポジショニング
2)ブランド一覧
3)最近の主な動向
6.販売方法
1)販売ルート
2)販売チャネルと販促活動
7.今後の展開
1)今後の市場性
2)主要企業の今後の展開
【個別企業編】
◆株式会社資生堂
◆株式会社コーセー
◆花王株式会社
◆株式会社カネボウ化粧品
◆株式会社ファンケル
◆株式会社マンダム
◆ロート製薬株式会社
◆L’Oreal
◆The Procter & Gamble Company
◆Unilever N.V.
◆The Estee Lauder Companies, Inc.
◆上海家化聯合有限公司
◆上海相宜本草化粧品有限公司
◆株式会社ドクターシーラボ
◆株式会社ミルボン
◆株式会社ポーラ(株式会社ポーラ・オルビスホールディングス)
◆オルビス株式会社(株式会社ポーラ・オルビスホールディングス)
◆株式会社ディーエイチシー
―調査項目―
1.企業概要
2.企業沿革
3.中国事業の関連組織・拠点
4.主な展開ブランド
5.中国事業の売上高
1)全体
2)ブランド別売上高
3)分野別売上高
4)チャネル別売上高
6.中国における販売方法
1)販売ルート
2)販促活動
7.今後の方向性
資料体裁:A4判 143頁
発 刊 日:2013年12月20日