2022年 農業技術/ビジネスの動向分析調査

―スマート農業、生物農薬、バイオスティミュラント等の革新的な市場を探る―

商品番号 mr410220589
価格 ¥ 108,900 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#7『2022年 農業技術/ビジネスの動向分析調査』調査のポイント
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/2697/


概要
【調査趣旨】
◆国内農業は過度期を迎えている。農業就業人口の減少や、農業生産者の高齢化、農作業の重労働化、後継者不足等の長年の問題を抱える国内農業では、「スマート農業」が普及・拡大している。スマート農業とは、農業と先端技術(ロボット、AI、IoT等)を掛け合わせた新たな農業のことであり、スマート農業を活用することで、「農業の自動化・省力化」「情報共有の簡易化による技術の継承」「データ活用による高い農業経営化」等が期待されている。

◆例えば、農業生産者が運転する農業トラクターに自動操舵システムを搭載することで、無人での自動走行が可能となり、農業生産者への省力化や重労働の軽減に繋がる。また、農薬や肥料を散布する場合、農業用ドローンを用いることに加えて、リモートセンシング技術による「ピンポイント散布」を行うことで、不必要な場所への薬剤散布を防ぎ、効率的な農業経営化が可能となる。

◆スマート農業については、農林水産省が普及・拡大を推進している。すなわち、同省は、「スマート農業実証プロジェクト」の実施や、「スマート農業推進総合パッケージ」を策定する等、スマート農業の更なる社会実装を加速させている。今後、国内スマート農業市場は、着実に成長していくとみられる。

◆2020年度におけるスマート農業の市場規模は、植物工場が約524億円、農業用ロボットが約435億円、農業システムサービスが約130億円となっており、市場はまだ黎明期ではあるが、2030年度には、植物工場が約600億円、農業用ロボットが約2,400億円、農業システムサービスが約480億円までに成長していくと予測している。

◆また、農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」にて環境負荷が高い農薬から低い農薬への段階的な転換を進め、化学農薬のみに依存しない総合的な病害虫管理体系の確立・普及を図っている。具体的には、2040年までにネオニコチノイド系農薬を含む従来の殺虫剤を使用しなくても可能な新規農薬の開発を行い、2050年までに化学農薬の使用量(リスク換算)の50%削減を目指している。

◆みどりの食料システム戦略による化学農薬の使用低減に向けて、今後は、生物農薬やバイオスティミュラントの拡大が期待されている。すなわち、幅広い種類の害虫に対応できる生物農薬や、植物の生育を促進し、病害に対する抵抗性を向上するバイオスティミュラントの拡大が、環境負荷低減に貢献する農業バイオ資材として普及・拡大していくことが予想される。

◆2020年度における農業バイオ資材の市場規模は、生物農薬が約27億5,000万円、バイオスティミュラントが約108億円となっており、両市場とも、化学農薬と比べると小規模な市場となっている。しかし、2030度には、生物農薬が約40億円、バイオスティミュラントが約150億円となり、横ばい傾向の化学農薬よりも高い推移で成長していくとみられる。

◆本調査は、スマート農業に中核を担う「植物工場」「農業用ロボット」「農業システムサービス」と、みどりの食料システム戦略を推進する上で重要な農業バイオ資材「生物農薬」「バイオスティミュラント」を調査対象としている。具体的には、市場概況、参入企業一覧、主要参入企業の主な動向、市場規模、市場動向、特許公開状況、今後の市場性等をレポートしている。

目次
【総括編】
1.調査対象範囲
 1) 農業技術/ビジネスの調査対象範囲
 2) 調査方法
2.国内農業の現状と課題
 1) 国内農業の主な流れ
 2) 農業経営体数の推移
 3) 基幹的農業従事者の推移
 4) 農作物の作付(栽培)延べ面積推移
 5) 国内食料自給率における世界との比較
 6) 国内農業の課題
3.スマート農業
 1) スマート農業の概要
 2) スマート農業の主要参入企業一覧
 3) スマート農業の協業マップ
 4) スマート農業の取組み・活用例
 5) スマート農業実証プロジェクト
 6) スマート農業推進総合パッケージ
4.スマート農業の市場規模推移
5.農業データ連携基盤「WAGRI」
 1) 「WAGRI」の概要
 2) 「WAGRI」の構造
 3) 「WAGRI」の主要データ・プログラム
 4) 「WAGRI」の今後の取組み
6.海外におけるスマート農業の取組み
 1) 米国
 2) 欧州
7.今後の市場性(スマート農業(植物工場、農業用ロボット、農業システムサービス))
8.「みどりの食料システム戦略」における農業バイオ資材(生物農薬、バイオスティミュラント)の役割
 1) 「みどりの食料システム戦略」の概要
 2) 化学農薬の使用削減に向けた取組み
9.農業バイオ資材(生物農薬、バイオスティミュラント)
 1) 生物農薬の概要
 2) バイオスティミュラントの概要
 3) 農業バイオ資材(生物農薬、バイオスティミュラント)の主要参入企業一覧
10.農業バイオ資材(生物農薬、バイオスティミュラント)の市場規模推移
11.海外における農業バイオ資材(生物農薬、バイオスティミュラント)の取組み
 1) 生物農薬
 2) バイオスティミュラント
12.今後の市場性(農業バイオ資材(生物農薬、バイオスティミュラント))

【市場編】
<植物工場>
1.植物工場の市場概況
 1) 定義
 2) 市場概況・沿革
 3) 海外における植物工場の取組み
 4) 植物工場の国内施設数推移
2.植物工場の参入企業一覧
3.主要参入企業の動向
 ・三菱ケミカル
 ・エスペックミック
 ・スプレッド
4.植物工場の市場規模
 1) 種類別
 2) 企業別
5.植物工場市場の主な動向
6.特許公開状況
7.産・官・学連携主要プロジェクト動向
8.今後の市場性

<農業用ロボット>
1.農業用ロボットの市場概況
2.農業用ロボットの参入企業一覧
3.主要参入企業の動向
 ・クボタ
 ・ヤンマーホールディングス
 ・ナイルワークス
 ・DJI JAPAN
4.農業用ロボットの市場規模
5.農業用ロボット市場の主な動向
6.特許公開状況
7.今後の市場性

<農業システムサービス>
1.農業システムサービスの市場概況
2.農業システムサービスの参入企業一覧
3.主要参入企業の動向
 ・オプティム
 ・セラク
 ・ベジタリア
4.農業システムサービスの市場規模
5.農業システムサービス市場の主な動向
6.特許公開状況
7.今後の市場性

<生物農薬>
1.生物農薬の市場概況
2.生物農薬の参入企業一覧
3.主要参入企業の動向
 ・アリスタ ライフサイエンス
 ・アグリ総研
 ・出光興産
4.生物農薬の市場規模
 1) 種類別
 2) 企業別
5.生物農薬市場の主な動向
6.特許公開状況
7.産・官・学連携主要プロジェクト動向
8.今後の市場性

<バイオスティミュラント>
1.バイオスティミュラントの市場概況
 1) 定義
 2) 法規制
2.バイオスティミュラントの参入企業一覧
3.主要参入企業の動向
 ・アリスタ ライフサイエンス
 ・OATアグリオ
 ・デンカ
4.バイオスティミュラントの市場規模
5.バイオスティミュラント市場の主な動向
6.特許公開状況
7.産・官・学連携主要プロジェクト動向
8.今後の市場性

資料体裁:A4判152頁
発刊日:2022年6月27日