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【発刊日】
2026年7月1日

【資料体裁】
B5判197頁

【発行】
株式会社シーエムシー出版

難燃剤/難燃材料の開発と市場・規制動向2026

商品番号 cmc260410044
価格 ¥ 93,500 税込
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※【発行】株式会社シーエムシー出版

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【発刊日】
2026年7月1日

【資料体裁】
B5判197頁

【発行】
株式会社シーエムシー出版
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【刊行にあたって】
難燃剤・難燃材料は、電気・電子機器、自動車、建築・建材、鉄道車両、航空機、繊維など幅広い産業分野において、人々の安全・安心な暮らしを支える重要な機能材料として活用されています。近年では、EV(電気自動車)や蓄電池、半導体、高速通信機器、データセンター関連設備などの市場拡大に伴い、材料に求められる難燃性能はますます高度化しています。加えて、軽量化や小型化、高機能化、高耐久化といった要求も年々厳しさを増しており、難燃化技術は単なる防火・防災技術にとどまらず、先端材料開発を支える基盤技術として不可欠な役割を担っています。

一方で、難燃剤・難燃材料を取り巻く環境は大きく変化しています。世界的な脱炭素化や循環型社会の実現に向けた取り組みが加速するなか、優れた難燃性能だけでなく、環境適合性、安全性、リサイクル性を兼ね備えることが求められています。さらに、POPs条約による規制対象物質の拡大や、欧州を中心としたPFAS規制、REACH規制の強化など、化学物質管理を巡る国際的な動向は大きな転換期を迎えています。また、個別物質だけでなく化学物質群(クラス)単位で管理しようとする動きも進んでおり、難燃剤の研究開発や材料設計においても、規制動向を踏まえた対応がますます重要になっています。

こうした状況のなか、ノンハロゲン化技術の進展やリサイクル性の向上に向けた取り組み、新たな用途分野への展開など、技術開発の方向性も大きく広がりを見せています。

本書『難燃剤/難燃材料の開発と市場・規制動向2026』では、技術・市場・規制の最新動向を総合的に俯瞰できる内容を目指しました。

【開発編】では、熱可塑性樹脂のノンハロゲン難燃配合処方例をはじめ、ノンハロゲン系難燃剤のリサイクル性、木材の難燃化技術、耐熱・難燃性を備えたパラ系アラミドエアロゲル繊維、次世代自動車向け難燃材料、先端半導体パッケージ向け低誘電材料、さらにはデータサイエンスを活用した難燃性解析など、第一線でご活躍の研究者・技術者の皆様に最新動向をご執筆いただきました。

【市場・規制動向編】では、各種難燃剤および難燃材料の市場動向、用途別要求特性、主要メーカーの動向、そして国内外の環境規制・規格動向について整理しています。特に、近年大きく変化している化学物質規制やリサイクル関連規制については、今後の研究開発や事業戦略を考えるうえで重要なテーマとして取り上げています。

本書が、難燃剤・難燃材料ならびに関連分野の研究開発、製品開発、規制対応に携わる皆様にとって有益な情報源となり、新たな技術開発や市場創出の一助となれば幸いです。

(「はじめに」より)

【著者一覧】
林日出夫     林難燃技術研究所
髙橋大輝     ㈱ADEKA
中嶋貴裕     丸菱油化工業㈱
廣垣和正     福井大学
山田真司     ㈱ダイセル
橋本裕輝     日本曹達㈱
中島陽      コニカミノルタ㈱
シーエムシー出版 編集部


目次
【開発編】

第1章 代表的な熱可塑性樹脂のノンハロ難燃配合処方例
1 はじめに
2 代表的な熱可塑性樹脂の難燃剤処方例
 2.1 ポリオレフィン
 2.2 ポリスチレン
 2.3 ポリカーボネート
 2.4 ポリアミド
 2.5 ポリエステル

第2章 ノンハロゲン系難燃剤の特長 ~高難燃性,リサイクル性~
1 はじめに
2 ノンハロゲン系難燃剤「FP-2000シリーズ」
3 FP-2000シリーズを用いた高難燃処方
4 FP-2000シリーズのリサイクル材への適応性
5 まとめ

第3章 リン系難燃剤の木材への利用
1 はじめに
2 木材用のリン系難燃剤
 2.1  難燃化機構
 2.2 木材の難燃処理方法
 2.3 難燃処理木材の課題
3 難燃処理木材の防火材料への適用
 3.1 防火材料
 3.2 発熱性試験
 3.3 リン系難燃剤を使用した防火材料
 3.4 白華・溶脱抑制難燃剤の開発
4 難燃処理木材の耐火構造への適用
 4.1 耐火構造
 4.2 耐火性能試験
 4.3 リン系難燃剤を使用した耐火構造
5 まとめ

第4章 耐熱・難燃性を備えたパラ系アラミドエアロゲル繊維の創出
1 はじめに
2 エアロゲル
3 パラ系アラミドエアロゲルの調製
4 パラ系アラミドエアロゲルの繊維化
5 おわりに

第5章 次世代自動車に用いられる難燃材料の開発
1 はじめに
2 ポリブチレンテレフタレート(PBT)
3 次世代自動車に用いられる難燃PBT
4 ジュラネックスⓇ PBT 難燃グレードラインナップ
 4.1 ジュラネックスⓇ PBT 750AM(難燃・低そり・耐加水分解)
 4.2 ジュラネックスⓇ PBT 560HC(難燃・高靭性・耐加水分解)
 4.3 ジュラネックスⓇ PBT 551HS(難燃・耐ヒートショック・耐加水分解)
 4.4 ジュラネックスⓇ PBT 457EV(難燃・高耐衝撃・耐加水分解・高耐トラッキング)
 4.5 ジュラネックスⓇ PBT NFシリーズ(非ハロゲン系難燃・高耐トラッキング)
5 最後に

第6章 難燃解析による先端半導体パッケージ向け難燃性低誘電ポリブタジエン誘導体の開発
1 はじめに
2 燃焼と難燃機構
 2.1 燃焼の三原則
 2.2 燃焼の予防
 2.3 燃焼の仕組み
 2.4 難燃性の分類
 2.5 難燃試験
 2.6 燃焼機構
3 難燃剤解析
4 難燃性ユニット含有新規熱硬化性樹脂
 4.1 ホスフォナートポリブタジエン
 4.2 ホスフォナート含有PBの相溶性
 4.3 ホスフォナートPBの難燃性
 4.4 ホスフォナートPBの硬化物の物性
5 実験方法
6 おわりに

第7章 データサイエンスを活用した樹脂材料の難燃性解析
概要
1 背景:樹脂材料での環境貢献の取り組み
2 ポリプロピレン複合材料の難燃処方設計
2. 1 樹脂材料の改質
 2.2 難燃性の指標と目標水準
 2.3 V試験による難燃処方設計の課題
3 燃焼挙動の解析
 3.1 燃焼挙動解析の導入
 3.2 サンプル作成
 3.3  V試験と燃焼挙動のデータセット作成
 3.4 決定木による燃焼挙動解析
 3.5 燃焼挙動の特徴量と材料処方の関係
 3.6 燃焼挙動解析結果の検証
 3.7 検証結果と考察
4 結論・まとめ
5 今後の展望


【市場・規制動向編】

第1章 難燃剤の概要と市場動向
1 難燃剤の種類と用途
 1.1 概要
 1.2 有機系難燃剤
  1.2.1 ハロゲン系難燃剤
  1.2.2 リン系難燃剤
  1.2.3 窒素系難燃剤
 1.3 無機系難燃剤
  1.3.1 金属水酸化物
  1.3.2 アンチモン系
 1.4 バイオベース難燃剤
2 難燃剤の市場動向
 2.1 ハロゲン系難燃剤の市場動向
  2.1.1 臭素系難燃剤
  2.1.2 塩素系難燃剤
 2.2 リン系難燃剤の市場動向
 2.3 窒素系難燃剤の市場動向
 2.4 無機系難燃剤の市場動向

第2章 難燃材料の概要と市場動向
1 概要
 1.1 建築物の難燃基準
 1.2 プラスチックの難燃規格
2 難燃材料の市場動向
 2.1 難燃性ポリオレフィン
 2.2 難燃性ポリスチレン
 2.3 難燃性ABS
 2.4 難燃性PA
 2.5 難燃性PC
 2.6 難燃性PET
 2.7 難燃性PBT
 2.8 不飽和ポリエステル樹脂
 2.9 変性PPE(ポリフェニレンエーテル)樹脂
 2.10 PEEK樹脂(ポリエーテルエーテルケトン)
 2.11 PES樹脂(ポリエーテルスルホン)
 2.12 PPA樹脂(ポリフタルアミド)
 2.13 PPS樹脂(ポリフェニレンサルファイド)
 2.14 LCP樹脂(液晶ポリマー)
 2.15 難燃性エポキシ樹脂
 2.16 難燃ウレタンフォーム
 2.17 難燃繊維
 2.18 難燃塗料

第3章 難燃材料に要求される事項
1 電気・電子機器の難燃材料に求められる要件
 1.1 電気・電子部品
 1.2 電線・ケーブル
 1.3 建築材料
 1.4 電池
 1.5 自動車
 1.6 鉄道車両・船舶・航空機
 1.7 繊維
2 難燃材料に求められる性能
 2.1 機械的性質
 2.2 耐熱性,耐久性
 2.3 リサイクル性
 2.4 成形加工性

第4章 難燃剤メーカーの動向(五十音順)
1 味の素ファインテクノ
2 アルベマール日本
3 ADEKA
4 ICL JAPAN
5 阪本薬品工業
6 三光
7 鈴裕化学
8 第一工業製薬
9 大八化学工業
10 タテホ化学工業
11 帝人
12 東湖産業
13 東ソー
14 巴工業
15 長瀬産業
16 日華化学
17 日産化学
18 日宝化学
19 日本精鉱
20 マナック
21 丸菱油化工業
22 明和産業
23 森六
24 山中産業
25 ランクセス

第5章 難燃剤・難燃材料の国内外環境規制・規格動向
1 難燃剤・難燃材料をとりまく海外の規制
 1.1 概要
 1.2 POPs条約
2 地域別動向
 2.1 EU(欧州)
 2.2 その他の地域
2 難燃剤,難燃材料をとりまく国内の環境規制と規格
 2.1 化審法
 2.2 資源有効利用促進法

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