2019年　スーパー惣菜/CVS･FF商品戦略・開発動向総調査

―定番商品の品質向上と｢出来立て訴求｣商品の拡充が進む―

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概要
【調査趣旨】
◆2017年度のスーパー惣菜/CVS・FF市場は、前年比1.9％増の3兆7,477億円規模となった。同市場は、共働き世帯の増加を背景に調理の時短ニーズが拡大していること、核家族・単身者世帯の増加、少子高齢化の進展などから、成長が続いている。

◆CVS・FFは、大手チェーン各社において、定番商品のブラッシュアップが積極的に行われている。各社とも、原料の見直しや製法の変更等により商品力を強化することで、顧客のリピート率向上に努めている。また、「焼き鳥」や「揚げ物惣菜」など、夕食ニーズに対応したカウンターFFの新商品投入も増えている。加えて、女性やシニア層、健康への意識が高い層に向けた健康訴求アイテムの商品開発も引き続き活発である。

◆一方、スーパー惣菜についても、各社で継続的に定番商品のリニューアルが実施されており、品質が向上している。また各社は、自社ならではのメニュー、味や素材で他社との差別化を図った商品ラインナップを強化。さらに、健康面や美味しさを追求した付加価値商品の開発が進んでいる。販売面では、出来立てを訴求できる対面販売・量り売りコーナーの設置や、生鮮部門の食材を使用して店内で調理した惣菜を併設のスペースで食べることができる「グローサラント型」の売場の導入が進みつつある。

◆当資料では、さらなる拡大が期待されるスーパー惣菜/CVS・FFの市場動向を分析するとともに、各スーパー・CVSチェーンの米飯類・惣菜類の品揃えと販売状況を明らかにすることで、今後の米飯・惣菜類の商品開発に役立つデータとしてまとめている。

【調査期間】
2018年9月～2018年12月


目次
【調査概要】
【総括編】
1.スーパー惣菜／CVS・FFの現況
2.スーパー惣菜／CVS・FFのマーケット推移
　1）全体
　2）スーパー惣菜／CVS・FFにおける企業別売上ランキング
　3）スーパー惣菜／CVS・FFにおける企業別売上成長率
3.今後の市場予測

【集計・分析編】
＜スーパー惣菜市場＞
1.市場概況
2.スーパー惣菜市場の種類別マーケット
3.スーパー惣菜市場のチェーン別シェア動向
　1）スーパー惣菜全体
　2）惣菜類
　　①惣菜類全体
　　②和惣菜
　　③サラダ
　　④揚げ物
　3）米飯類
　　①米飯類全体
　　②弁当
　　③寿司
4.スーパーの店舗数および1店舗あたりの売上高
5.スーパー惣菜の商品展開状況
　1）企業別種類別商品展開状況
　2）種類別カテゴリー別商品展開状況
　　①惣菜類
　　②米飯類
　3）価格帯別商品展開状況
　　①全体
　　②惣菜類
　　③米飯類
6.スーパー各社の惣菜事業の事業政策

＜CVS・FF市場＞
1.市場概況
2.CVS・FF市場の種類別マーケット
3.CVS・FF市場のチェーン別シェア動向
　1）CVS・FF全体
　2）米飯類
　　①米飯類全体
　　②弁当
　　③おにぎり
　3）調理パン
　4）調理麺
　5）惣菜
　6）カウンターFF
4.CVSの店舗数および1店舗あたりの売上高
5.CVS・FFの商品展開状況
　1）CVSチェーン別種類別新商品展開状況
　2）訴求カテゴリー別商品展開状況
6.訴求カテゴリー別CVS・FF主要新商品一覧
7.CVSチェーン各社のCVS・FF商品展開動向

＜ベンダー集計＞
1.各ベンダーのスーパーとの取引状況
2.各ベンダーの製造品目
3.種類別ベンダーランキング
　1）米飯類
　　①おにぎり
　　②寿司
　　③弁当
　2）惣菜類
　　①和惣菜
　　②サラダ
4.スーパー惣菜のベンダー（工場・営業所）住所一覧
5.各CVSにおける取引ベンダーと仕入品目

【個別企業編】
＜スーパー編＞
◆イオンリテール株式会社
◆株式会社イトーヨーカ堂
◆ユニー株式会社
◆合同会社西友
◆株式会社ライフコーポレーション
◆イズミヤ株式会社
◆株式会社平和堂

―調査項目（スーパー編）―
1.企業概要
　1）売上構成
　2）店舗展開状況
2.店舗調査による惣菜の展開状況
　1）店舗概要
　2）種類別商品一覧
　3）種類別商品展開状況
　4）価格帯別・種類別展開状況
　5）仕入れ商品の製造業者別内訳
3.惣菜売上高
　1）惣菜種類別売上高
　2）店内調理品売上高
4.惣菜事業の事業政策
　1）惣菜の事業体制
　2）販売戦略・商品展開

＜CVS編＞
◆株式会社セブン－イレブン・ジャパン
◆株式会社ファミリーマート
◆株式会社ローソン

―調査項目（CVS編）―
1.企業概要
　1）売上構成
　2）店舗展開状況
2.2017～2018年FF商品展開状況
3.地域別種類別主要ベンダー
4.FF商品種類別売上高
5.FF事業の取り組み実態
　1）FF商品開発体制
　2）商品展開動向


資料体裁：A4判159頁
発刊日：2018年12月19日