2025年 世界のペプチド医薬品市場・開発動向

ー製品価値の最大化と次世代型創薬による事業基盤の強化ー

商品番号 mr310250662
価格 ¥ 108,900 税込
購入商品を選択してください。 (必須)
※法人パッケージ版以外は、事業所内限定商品となります。
法人のお客様はご注文手続き画面の【通信欄】にて貴社名及び部署名を記載いただくようお願い致します


調査概要
【調査主旨】
◆2024年度の世界のペプチド医薬品市場(2020年1月以降に日・米・欧で初めて有効成分が承認された製品が対象)は、前年度比38.2%増の653.47億ドル(約9兆8,666億円)に拡大。糖尿病向けGLP-1受容体作動薬が成長をけん引し、適応が肥満症にも広がることでブロックバスター化が進んでいる。2025年度も同薬剤群が市場拡大を主導し、前年度比27.4%増の831.65億ドル(約12兆8,074億円)に達する見通し。

◆近年の傾向としては、製薬企業が『LCMによる主力製品の価値最大化と生産能力の強化』、『外部連携による次世代型ペプチド医薬品の開発体制強化』を進める一方、スタートアップやベンチャー企業は、『独自技術を核とした創薬展開』や『外部提携による臨床開発・商業化の加速』が重要なポイントとなっている。

◆製薬企業では、『LCMによる主力製品の価値最大化と生産能力の強化』の一環として、新たな適応症や疾患領域への展開により市場拡大を図る動きが進む。あわせて、既存製品の需要増加を見越し、生産能力の増強も進行中。また、『外部連携による次世代型ペプチド医薬品の開発体制強化』では、ペプチド薬物複合体(PDC)やペプチドを活用した放射性リガンド療法などの次世代型ペプチド医薬品の上市を見据え、外部パートナーとの連携を通じた開発体制の構築を進めている。

◆スタートアップ・ベンチャー企業では、『独自技術を核とした創薬展開』について、ペプチドリームの「PDPS」やBicycle Therapeuticsの「Bicycle技術」など、自社独自の技術を基盤とした次世代ペプチド医薬品の創出に向けて、探索および研究開発を推進している。また、『外部との提携を通じた臨床開発や商業化の加速』では、自社の技術的優位性を活かし、大手製薬企業や研究機関との連携により、開発スピードの向上と早期の市場化を目指す。

◆当資料では、ペプチド医薬品市場に焦点を当て、製薬企業における製品展開、売上高、研究開発、提携状況を分析。スタートアップ・ベンチャーについては、研究開発と提携の動向を中心に多角的に調査。これらを体系的に整理・比較することで、今後の市場の変化や成長の可能性を明らかにすることを目的としている。

【調査期間】
2025年4月~2025年7月

目次
【調査項目(総括編)】
1.調査概要
2.主要企業の概況
3.市場分析
 3-1.主なペプチド医薬品の製品一覧
 3-2.地域別市場規模
 3-3.剤形別市場規模
 3-4.領域別市場規模
4.製薬企業の事業動向
 4-1.主要企業の研究動向
 4-2.新薬の段階別開発テーマ数
 4-3.新薬の剤形別開発テーマ数
 4-4.新薬の領域別開発テーマ数
 4-5.LCMの領域別開発テーマ数
 4-6.主要企業のライセンシングの状況
5.スタートアップ・ベンチャー企業の事業動向
 5-1.主要企業の研究動向
 5-2.新薬の段階別開発テーマ数
 5-3.新薬の剤形別開発テーマ数
 5-4.新薬の領域別開発テーマ数
 5-5.主要企業のライセンシングの状況
6.今後の展開
 6-1.今後の市場予測(地域別)
 6-2.今後の市場予測(剤形別)
 6-3.今後の市場予測(領域別)
 6-4.主要な製薬企業の今後の方向性
 6-5.主要なスタートアップ・ベンチャー企業の今後の方向性

【個別企業編】
〈製薬企業〉
• Novo Nordisk
• Eli Lilly
• Amgen
• Novartis
• 武田薬品工業

〈スタートアップ・ベンチャー企業〉
• ぺプチドリーム
• ファンペップ
• Bicycle Therapeutics
• Zealand Pharma
• Protagonist Therapeutics

【調査項目(製薬企業)】
1. 企業概要
2. 製品展開
3. 売上高
4. 研究開発状況
 1. 研究状況
 2. 開発状況
5. 提携(ライセンス)状況
6. 主な特許の公開状況
7. 今後の展開

【調査項目(スタートアップ・ベンチャー企業)】
1. 企業概要
2. 研究開発状況
 1. 研究状況
 2. 開発状況
3. 提携(ライセンス)状況
4. 今後の展開

【資料体裁】
A4判163頁

【発刊日】
2025年7月4日