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患者調査シリーズNo.109
2025年 潰瘍性大腸炎の患者調査

ー難治性患者の治療実態と今後の薬物治療に対するニーズを探るー

商品番号 pr310250175
価格 ¥ 715,000 税込

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【調査概要】
◆当調査では、潰瘍性大腸炎と診断され、その治療のために現在医療機関を受診している成人男女582人を対象にアンケート調査を実施した。

◆主な調査ポイントは、潰瘍性大腸炎患者について、医療機関での診断状況や症状・QOLの状況、受診状況、治療実態(治療全体/治療マインド/ステロイド・JAK阻害剤・生物学的製剤の使用状況)、薬物治療の満足度と困っていること、今後の治療薬に期待していることとしている。

◆調査結果より、初めて症状が出てから診断までの期間は「1年未満」が約8割を占め、「1~2年未満」が約1割。最初の活動期における重症度は中等症以上が7割近いが、現在(直近)の重症度は約3割に減少しており、大幅な改善傾向が見られる。

◆ステロイドの飲み薬を処方された人(582人中256人)のうち、服用時に「ステロイド服用における難治例(減量または中止により症状が再発・悪化/改善しない・効果なし)」を経験した人は約6割。難治例の内訳を見ると、「減量後に再発・悪化」が2割強、「症状が改善しない・効果なし」、「中止後に再発・悪化」はそれぞれ2割程度。「いずれも経験したことはない/覚えていない」は約4割であった。

◆また、生物学的製剤の今後の使用意向がある人は、全体の約2割であった。さらに、生物学的製剤の使用経験がある人では半数を占めたのに対し、使用経験がない人では約1割にとどまっている。

◆今後の治療薬に対する期待としては、「薬の費用(自己負担)が高くないこと」が最も多い。そのほか、「飲み薬で十分な効果が得られること」、「症状に対する効果が高いこと」なども上位に挙げられている。なお、生物学的製剤を使用している人では、症状に対する効果だけでなく、長期にわたって安全に使用できることを期待する意向がみられる。

【主な調査ポイント】
■医療機関での診断状況・症状の程度・QOL状況
■医療機関の受診状況
■医療機関での治療実態
(治療全体/治療マインド/ステロイド・JAK阻害剤・生物学的製剤の使用状況)
■薬物治療の満足度と困っていること
■今後の治療薬に期待していること

【調査実施日】
2025年9月12日~14日

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:潰瘍性大腸炎と医師から診断され、その治療で現在医療機関を受診している成人男女582人

目次
■調査概要
■被験者特性
■エグゼクティブサマリー
■本調査

【分析編】
1. 医療機関での診断状況と症状の程度
2. 症状によるQOL状況
3. 医療機関の受診状況
4. 治療実態①-全体-
5. 治療実態②-JAK阻害剤と生物学的製剤の使用状況-
6. 治療実態③-ステロイド服用後の経過と生物学的製剤・JAK阻害剤の使用意向-
7. 薬物治療の効果・満足度
8. 薬物治療で困っている事-活動期-
9. 薬物治療で困っている事-寛解期-
10. 今後の治療薬に期待していること

【集計編】
1-1. 医療機関を受診する前の症状-あてはまるもの-(MA)
1-2. 医療機関を受診する前の症状-初めて出た症状-(SA)
2-1. 初めて症状が出た年齢-平均-(NA)
2-2. 初めて症状が出た年齢-中央値-(NA)
2-3. 初めて症状が出てからの期間-平均-(NA)
2-4. 初めて症状が出てからの期間-中央値-(NA)
3. 初めて症状が出たときに受診を考えたか(SA)
4. すぐに医療機関を受診しなかった理由(MA)
5. 受診を決意させた症状(SA)
6-1. 初めて診断された年齢-平均-(NA)
6-2. 初めて診断された年齢-中央値-(NA)
6-3. 診断から現在までの年数-平均-(NA)
6-4. 診断から現在までの年数-中央値-(NA)
7-1. 初めて受診した医療機関(SA)
7-2. 初めて診断された医療機関(SA)
7-3. 現在受診している医療機関(SA)
8-1. 初めて受診した診療科(SA)
8-2. 初めて診断された診療科(SA)
8-3. 現在受診している診療科(SA)
9. 現在の受診(通院)頻度(SA)
10. 現在の状態(SA)
11. 現在(直近)の活動期の症状(MA)
12-1. 症状で困っていることの程度-軟便、もしくは下痢が続く-(SA)
12-2. 症状で困っていることの程度-下血を伴う便が出る-(SA)
12-3. 症状で困っていることの程度-頻回の排便-(SA)
12-4. 症状で困っていることの程度-けいれん性の腹痛がよく起こる-(SA)
12-5. 症状で困っていることの程度-食欲不振-(SA)
12-6. 症状で困っていることの程度-吐き気・むかつき-(SA)
12-7. 症状で困っていることの程度-体重減少-(SA)
12-8. 症状で困っていることの程度-38℃近い発熱-(SA)
12-9. 症状で困っていることの程度-貧血-(SA)
12-10. 症状で困っていることの程度-関節痛-(SA)
12-11. 症状で困っていることの程度-その他-(SA)
13. 寛解期を経験した回数(SA)
14-1. 医師から診断された重症度-初めて診断された時- (SA)
14-2. 医師から診断された重症度-直近の活動期の診断-(SA)
15. 診断された病型(SA)
16. 診断された合併症(MA)
17-1. 直近の薬物療法-活動期-(MA)
17-2. 直近の薬物療法-寛解期- (MA)
18-1. 直近の飲み薬-活動期-(MA)
18-2. 直近の飲み薬-寛解期- (MA)
19. 過去の飲み薬(ステロイド剤)の処方経験(SA)
20. 飲み薬(ステロイド剤)服用時の状況(SA)
21. 減量後に症状が再発・悪化した後の治療(SA)
22. 中止後に症状が再発・悪化した後の治療(SA)
23. 症状が改善しない/効果がなかった後の治療(SA)
24-1. 薬の服用を開始した理由-JAK阻害剤-(MA)
24-2. 薬の服用を開始した理由-カログラ-(MA)
24-1. 薬の服用を開始した理由-ゼポジア-(MA)
25-1. 直近の座薬・注腸薬・注射薬-活動期-(MA)
25-2. 直近の座薬・注腸薬・注射薬-寛解期-(MA)
26-1. 今後の生物学的製剤の使用意向(SA)
26-2. 今後のJAK阻害剤の使用意向(SA)
27-1. 今後の使用意向が低い理由-生物学的製剤-(MA)
27-2. 今後の使用意向が低い理由-JAK阻害剤-(MA)
28-1. 直近の活動期の治療薬について-不満に感じていること-(MA)
28-2. 直近の活動期の治療薬について-最も不満に感じていること-(SA)
29-1. 直近の寛解期の治療薬について-不満に感じていること-(MA)
29-2. 直近の寛解期の治療薬について-最も不満に感じていること-(SA)
30-1. 直近の活動期の治療薬の満足度-効果そのものの高さ-(SA)
30-2. 直近の活動期の治療薬の満足度-費用対効果の高さ-(SA)
30-3. 直近の活動期の治療薬の満足度-副作用の少なさ/弱さ-(SA)
30-4. 直近の活動期の治療薬の満足度-利便性の高さ-(SA)
31-1. 直近の寛解期の治療薬の満足度-効果そのものの高さ-(SA)
31-2. 直近の寛解期の治療薬の満足度-費用対効果の高さ-(SA)
31-3. 直近の寛解期の治療薬の満足度-副作用の少なさ/弱さ-(SA)
31-4. 直近の寛解期の治療薬の満足度-利便性の高さ-(SA)
32-1. 治療薬の総合的な満足度-活動期-(SA)
32-2. 治療薬の総合的な満足度-寛解期-(SA)
33-1. 直近の医師や医療機関について-不満に感じていること-(MA)
33-2. 直近の医師や医療機関について-最も不満に感じていること-(SA)
34-1. 今後の新薬に期待していること-積み上げ-(MA)
34-2. 今後の新薬に期待していること-ウェイト平均-(NA)
35. 1ヶ月あたりの治療費(SA)
36. 医療支援制度の利用状況(MA)
37. 潰瘍性大腸炎の治療費の負担度合い(SA)
38-1. 医師との治療方法の決め方-現在の決め方-(SA)
38-2. 医師との治療方法の決め方-今後希望する決め方-(SA)
39. 医師からの治療方法に関する説明がわかりやすいか(SA)
40. 服薬を医師の指示通りに取り組んでいるか(SA)
41. 服薬を医師の指示通りに取り組んでいない理由(MA)
42-1. 活動期の症状により日常生活で困っていること-積み上げ-(MA)
42-2. 活動期の症状により日常生活で困っていること-ウェイト平均-(NA)
43-1. 寛解期の症状により日常生活で困っていること-積み上げ-(MA)
43-2. 寛解期の症状により日常生活で困っていること-ウェイト平均-(NA)
44-1. 薬物治療以外に気を付けて行っていること-取り組んでいるもの-(MA)
44-2. 薬物治療以外に気を付けて行っていること-効果を感じているもの-(MA)
45-1. 治療に関する情報の入手先について-主な情報の入手先-(MA)
45-2. 治療に関する情報の入手先について-最も参考になる情報の入手先-(SA)
46-1. インターネット/アプリでの情報収集について-使用しているサイト(又はSNS)-(MA)
46-2. インターネット/アプリでの情報収集について-最も参考にしているサイト(又はSNS)-(SA)

【資料体裁】
A4判113頁

【発刊日】
2025年11月17日

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