2020年 バイオプラスチックの事業戦略調査
―バイオプラスチックの材料・用途開発とグローバル展開が加速―
商品番号
mr410200495
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概要
【調査趣旨】
◆バイオプラスチックの市場は世界的に拡大している。国内市場も2018年度で700億円超の規模(前年度比約16%増)となっている。同市場は、海洋プラスチックごみや地球温暖化等の環境問題が顕在化しており、バイオプラスチックを求めるニーズが高まっている。小売や外食産業、及び食品・飲料、自動車、電気・電子をはじめとする各種業界でもバイオプラスチックの導入が進んでいる。こうした市場を狙って新規参入する企業も年々増加している。
◆参入各社は、植物などのバイオマス資源を原料としたバイオマスプラスチックの研究開発から用途開発に注力している。今回対象企業の研究開発では、製品の高機能化・高性能化を進めるとともに、バイオポリプロピレン、ポリエチレンフラノエート(PEF)など新規素材の開発・実用化にも取り組みを進めている。材料別では、バイオポリアミド(PA)系を展開する企業が最も多く約37%を占めている。次いで、ポリ乳酸(PLA)が約15%で続く。その他材料では、バイオポリエチレン(PE)、バイオPET、バイオポリウレタン(PU)などに注力する企業も多い。
◆用途面では、特に自動車、包装材、繊維、電気・電子領域への展開が加速している。また販売面では、アジアや欧州を中心として需要の大きい海外へのグローバル展開を図っている。
◆一方、生産面では、生産設備の増強によって、生産能力の増強や生産効率の向上によるコストダウンを目指している。
◆当レポートでは、主要各社のバイオプラスチックの原料及び技術開発、生産及び用途展開を中心とした事業戦略を調査するとともに、バイオプラスチックの世界及び国内市場について分析・レポートしている。
【調査期間】
2019年8月~2019年12月
目次
【調査概要】
【総括分析編】
1.バイオプラスチックの市場概要
1)バイオプラスチック市場背景
2)主なバイオプラスチックの分類
3)バイオプラスチックの主な用途展開
4)バイオプラスチックの主要参入企業
2.調査対象企業の展開状況
1)バイオプラスチック参入経緯
2)バイオプラスチックの製品展開
3)事業推進体制
4)研究開発動向
5)提携状況
6)特許状況
3.バイオプラスチックの市場規模
1)世界のバイオプラスチック市場規模
2)国内のバイオプラスチック市場規模
3)バイオプラスチックの用途別市場規模推移(国内)
4.バイオプラスチックの企業別シェア(国内)
1)企業別売上シェア
2)機能別・企業別売上シェア
3)用途別・企業別売上シェア
5.バイオプラスチック普及の課題と方向性
各社の今後の方向性
6.バイオプラスチックの導入状況
7.グリーンプラマーク、バイオプラ(BP)マーク取得製品
【個別企業編】
◆東レ(株)
◆ユニチカ(株)
◆帝人(株)
◆三菱ケミカル(株)
◆BASFジャパン(株)
◆デュポン(株)
◆アルケマ(株)
◆東洋紡(株)
◆三菱ガス化学(株)
◆(株)ダイセル
◆(株)カネカ
◆三井化学(株)
◆ネイチャーワークスジャパン(株)
―個別企業編調査項目(各社共通)―
1.企業概要
2.バイオプラスチック参入経緯
3.バイオプラスチックの製品展開
4.事業推進体制
5.研究開発動向
6.提携状況
7.特許公開・権利化状況
8.バイオプラスチックの売上高
売上高推移
用途別売上高推移
9.バイオプラスチックの今後の展開
資料体裁:A4判139頁
発刊日:2019年12月20日