2022年 業務用プラントベースフード市場の動向と将来展望Ⅰ

ー代替肉市場の中で急成長する代替肉使用食品、今後狙い目となるメニューを分析!ー

商品番号 mr110220593
価格 ¥ 108,900 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#21『業務用プラントベースフード市場の動向と将来展望Ⅰ』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/3012/


調査概要
【調査趣旨】
◆2021年の業務用代替肉市場は、前年比17.7%増の153億円となった。同市場は2020年頃からプラントベースフード(PBF)が注目を集めるようになったことで、食品メーカーや外食業、小売業など様々な業態から引き合いがあり、代替肉を採用する企業が増えたことから規模が拡大しており、この10年間では約1.8倍に成長している。

◆次に、同市場をタイプ別にみると、基材(代替肉を使った食品や料理の原材料になるもの)の売上高が140.5億円、代替肉使用食品(代替肉を使って、主に肉料理の代替品として作られた食品)の売上高が12.5億円となり、基材が市場の約9割を占めている。

◆一方、代替肉使用食品は2018年以降にケンコーマヨネーズや日清商会、ヤヨイサンフーズ、カゴメ、スターゼン、ネクストミーツなど様々な企業が新規参入したことで、前年比50%以上の大幅なプラス推移となった。また、2012年は全体の1%も満たない構成比だったものが、2021年は8.2%まで拡大していることからも、急成長がうかがえる。

◆そんな代替肉使用食品が拡大した要因は、新規参入の活発化もさることながら、SDGsを意識した企業戦略の一環として持続可能なメニューまたは健康的なメニューを消費者に提供するために、大手外食業を中心にPBFを採用するケースが増えたことである。具体的にみると、ネクストミーツの「NEXT焼肉」シリーズが焼肉チェーン「焼肉ライク」に、スターゼンの「ゼロミート ハンバーグ」がファミリーレストランチェーン「デニーズ」に採用されており、それぞれの売上高は大幅に伸長している。

◆2022年については、2021年比22.2%増の187億円で推移する見込みである。同年においては、コロナ禍の規制が徐々に緩和されたことで展示会が開催されるようになり、メーカーにとってはPBFを提案する場が増えており、外食店や量販店、ホテルのレストランなどから問い合わせが増えている。

◆当資料は、業務用PBFの中でも代替肉に焦点を当てており、現在の市場の動向や参入企業の情報はもちろん、今後市場はどのように推移するのか2030年までの市場規模予測や今後どのようなメニューが狙い目となるのかといった今後の市場性について分析を行っている。

【調査期間】
2022年5月~2022年9月

【調査項目】
1.調査範囲
2.市場概況
 2-1.欧米と日本のマーケット比較
 2-2.日本のPBF市場の全体像
 2-3.業務用代替肉市場の沿革
 2-4.業務用代替肉市場の参入状況
3.市場分析
 3-1.市場規模
 3-2.メニュー別売上高
 3-3.メーカー別売上高
 3-4.用途別売上高
4.今後の展望
 4-1.今後の市場性
 4-2.今後の重要メニュー
 4-3.重要メニューのポイント
5.品目分析
6.(参考)業務用代替肉の主要商品一覧

資料体裁:A4判53頁
発刊日:2022年9月30日