2024年 製パン・製菓原材料の市場分析調査
ーキーワードは”高付加価値の創出“
 価格改定によるユーザーの負担を軽減する戦略とは?ー

商品番号 mr110230625
価格 ¥ 108,900 税込
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担当リサーチャーインタビュー記事掲載中!!
―リサーチャーに聞く!#87 『2024年 製パン・製菓原材料の市場分析調査』
https://www.tpc-cop.co.jp/topics/4612/


調査概要
【調査主旨】
◆2023年の製パン・製菓原材料の市場規模は、前年比5.4%増の1兆2,271億円となった。種類別ではプレミックス、チョコレート、発酵風味料、小麦粉、イーストが前年比7%以上の増加と特に伸長した。商品面では、食感改良やおいしさの向上など、最終メニューの付加価値化につながり、高品質なパン・菓子づくりに貢献する製品が好調に推移している。業態別にみると、いずれの業態も前年から5%以上の増加となった。価格改定や新型コロナ5類移行に伴うインバウンド需要の回復に加えて、原材料高騰・人手不足・食品ロスなどの課題を解決する提案活動が需要拡大につながっている。

◆好調企業の共通点をみると、近年の原材料高騰に対応した”高付加価値の創出“が特徴のひとつとしてみられた。具体的には、①情緒的ベネフィットを高めるブランディング、②多くのメーカーを巻き込んで価値を共創する仕掛け、③より幅を広げるソリューション営業、④消費者ニーズに基づく提案活動などが行われている。

◆今後、製パン・製菓原材料市場はCAGR2.5%のペースで成長し、2030年には1兆4,633億円に達すると予測される。引き続き、製粉や油脂、乳製品などでは、価格高騰や供給減の発生が懸念されている。また、専門店や外食産業の人手不足も慢性的な課題となっている。このため、製パン・製菓原材料メーカーにおいては、こうしたユーザーの課題を解決するソリューション提案がますます重要になっていくとみられる。

◆当資料では、製パン・製菓原材料に焦点をあて、その市場動向を分野別、種類別、業態別で分析し、さらに、①ユーザー業界が抱える課題を解決する各社のマーケティング戦略、②伸長要因や販売戦略からみた好調企業の事例などを明らかにした。こうした点を深堀することで、製パン・製菓原材料ビジネスのさらなる成長と今後の意思決定をサポートする有益な情報を提供することを目的としている。

【調査期間】
2024年3月~2024年6月

目次
【調査項目(総市場編)】
1.調査概要
2.市場概況
3.市場分析-全体
4.市場分析-分野別・種類別
5.市場分析-業態別
6.市場分析-企業別
7.市場分析-種類別・企業別
 1.小麦粉
 2.プレミックス
 3.マーガリン類
 4.ショートニング
 5.チョコレート用油脂
 6.バター
 7.生クリーム
 8.ホイップクリーム
 9.チョコレート
 10.フィリング
 11.チーズ
 12.フラワーペースト
 13.イースト
 14.品質改良剤
 15.発酵風味料 
8.市場分析-業態別・企業別
 1.製パンメーカー
 2.製菓メーカー
 3.和洋菓子店
 4.ベーカリー店
 5.その他(外食産業等)
9.好調企業の事例
 1.好調企業の販売戦略
 2.上位企業の分野別売上構成と商品戦略
 3.上位企業の業態別売上構成と販売戦略
10.各業界の課題を解決する提案活動
 1.各業界が抱える課題とその影響度
 2.各課題に対する主な提案活動
 3.主要各社の取り組み
11.今後の市場予測
 1.価格高騰・供給減の起こりやすさと影響度
 2.全体
 3.分野別・種類別
 4.業態別

【調査対象企業】
• 不二製油株式会社
• 株式会社カネカ
• 株式会社ADEKA
• 月島食品工業株式会社
• ミヨシ油脂株式会社
• 株式会社日清製粉グループ本社
• 株式会社ニップン
• 昭和産業株式会社
• 株式会社明治
• 森永乳業株式会社
• 雪印メグミルク株式会社
• よつ葉乳業株式会社
• 中沢乳業株式会社
• 大東カカオ株式会社
• ソントンホールディングス株式会社
• オリエンタル酵母工業株式会社
• 三菱商事ライフサイエンス株式会社
• 日東富士製粉株式会社
• リボン食品株式会社
• 友栄食品興業株式会社

【調査項目(個別企業編)】
■企業概要
■製パン・製菓原材料の売上推移
■商品戦略
■販売戦略
※一部異なる

【資料体裁】
A4判130頁

【発刊日】
2024年7月5日