コンシューマーレポートNo.363
2024年 ロコモ対策商品ユーザーの実態とニーズ(第3弾)

ー74.5%が「もっと早く対策すべきだった」と後悔…。予防意識が高まるロコモ対策市場ー

商品番号 cr220250507
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、足腰の衰えの改善を目的に健康食品を2~3日に1日以上摂取している50~70代の男女1,030人を対象に、ロコモ対策商品に関するアンケート調査を実施した。なお、今回は2019年、2022年に続き、3回目の調査となる。

◆調査の結果、足腰の衰えを感じる症状として「腰の痛み」「ひざの痛み」「体の硬さ」が多く挙げられた。これらの症状の原因としては、「加齢・老化」「筋力の低下」「運動不足」が全体の5割以上を占めており、特に「階段の上り下り」「立ち上がる時」「歩行時」に強く感じられる傾向にある。

◆対策として意識的に摂取されている成分では、「グルコサミン」が53.4%でトップとなった。次いで、「カルシウム」「コラーゲン」「コンドロイチン」「ビタミンD」「動物性たんぱく質」「プロテオグリカン」などが上位に挙がり、これらは過去3回の調査を通じて増加傾向にある。なかでも希少成分とされる「プロテオグリカン」は2019年から9.7pt増と大幅に伸長しており、一般への普及が進んでいる実態が確認できた。

◆「骨」「筋肉」「関節」など運動器のケア意識では、「骨」をケアしたいという回答が2019年以降増加傾向にあり、「骨」への関心が年々高まっていることが明らかになった。「骨」のケアを重視する人(最もケアしたい運動器に骨を選択した人)は、骨密度の検査や骨折・転倒などが対策のきっかけとなったとしており、「骨は自覚症状がないからこそ予防のケアが重要だ」と考えている。

◆予防意識に関する質問では、「もっと早く対策すべきだった」と考える人が全体の74.5%に上り、「対策を始めた年齢」と「始めるべきだったと思う年齢」には7~8歳のギャップがあることがわかった。また、「対策を始めるべきだったと思う年齢」は「初めて症状を感じた年齢」よりも若く、多くのロコモ対策商品ユーザーが症状を自覚する前の予防の重要性を認識していることが示された。さらに約800サンプルのFA回答を聴取している。

◆ロコモ対策商品の摂取実態では、「ロコモア」が24.4%でトップとなり、2019年から順位・摂取率ともに上昇している。一方、その他のブランドは「ザバス」や「アミノバイタル」など一部のスポーツ系ブランドを除き、多くが横ばいまたは減少傾向となっており、「ロコモア」の一強体制が強まる状況となっている。

◆当調査では50~70代男女の足腰の衰えの実態や、足腰の衰えに対する対策、健康食品に至るカスタマージャーニー、ロコモ対策商品の摂取実態などを調査。性別、年代別に加えて、「アクティブタイプ」「ソーシャルタイプ」「エコノミータイプ」「プレロコモタイプ」「サプリメントタイプ」の5つのクラスターでも分析している。

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 足腰の衰えを感じる部位とロコモの重症度
2. 足腰の衰えを感じる症状と運動器の関連
3. 足腰の衰えの原因と衰えを感じるシーン
4. 足腰の衰え対策として摂取している成分
5. 足腰の衰え対策(健康食品以外)
6. 骨ニーズの高まり
参考:骨ユーザーの特徴①
参考:骨ユーザーの特徴②
7-1. 予防に対する意識①
7-2. 予防に対する意識②
参考:足腰の衰え×美容
参考:旅行ニーズの高まり
8. 足腰の衰え対策商品の現在摂取率ランキング
9. 足腰の衰え対策商品の重視ポイントと選択理由
10. 足腰の衰え対策商品の商品評価
11. 足腰の衰え対策商品のブランドスイッチ状況
参考:クラスター×対策商品
12-4. 健康食品に至るカスタマージャーニー
13. 今後の商品像
14-1. クラスター別分析:アクティブタイプ
14-2. クラスター別分析:ソーシャルタイプ
14-3. クラスター別分析:エコノミータイプ
14-4. クラスター別分析:プレロコモタイプ
14-5. クラスター別分析:サプリメントタイプ

【集計編】
1.足腰の衰えを感じる症状(MA)
2.症状と運動器の関連(MA)
3.症状の頻度(SA)
4-1. 「足腰の衰え」を初めて感じた年齢(SA)
4-2. 「足腰の衰え」を初めて感じた年齢(SA)
5.足腰の衰えを感じるシーン(MA)
6-1.足腰の衰えの原因(MA)
6-2.足腰の衰えの最大の原因(SA)
7.日常生活への影響(MA)
8.足腰の衰え対策としてケアしたい運動器(MA/SA)
9-1.これまでに実施した足腰の衰え対策(MA)
9-2.健康食品の摂取前から実施していた足腰の衰え対策(MA)
9-3.現在実施している足腰の衰え対策(MA)
10.意識的に摂取している食品(MA)
11-1.利用したことがある市販薬(MA)
11-2.現在利用している市販薬(MA)
12.病院で診断された疾患名(MA)
13.ロコモに対する意識・考え方(SA)
14.早くから足腰対策をしなかった理由(MA)
15-1.当時の自分への説得(FA)
15-2.当時の自分への説得/全体(FA)
15-3.当時の自分への説得/30代以下(FA)
15-4.当時の自分への説得/40代(FA)
15-5.当時の自分への説得/50代(FA)
15-6.当時の自分への説得/60代(FA)
15-7.当時の自分への説得/70代(FA)
16.関連用語の認知度(SA)
17-1.健康食品の位置づけ(MA)
17-2.健康食品の位置づけ(SA)
18.健康食品を摂るようになったきっかけ(MA)
19.健康食品・市販薬の利用の仕方(SA)
20-1.現在意識的に摂取している成分(MA)
20-2.現在摂取している成分以外で足腰の衰えに効果があると思う成分(MA)
20-3.過去に摂取していた成分(MA)
21.成分に対するイメージ(MA)
22-1.知っている商品(MA)
22-2.過去に摂取したことがある商品(MA)
22-3.現在摂取している商品(MA)
22-4.現在最もよく摂取している商品(SA)
22-5. 1つ前に最もよく摂取していた商品(SA)
23-1.購入時に重視する点(MA)
23-2.購入時に最も重視する点(SA)
24.商品を知ったきっかけ(MA)
25.機能性表示食品と認識して利用したか(SA)
26.機能性表示食品を選んだ理由(MA)
27.商品を選択した理由(MA)
28.現在最もよく摂取している商品の摂取期間(SA)
29-1.これまでに購入した回数(SA)
29-2.直近1年間に購入した回数(SA)
30.対策商品の摂取の仕方(SA)
31-1.期待した効果(MA)
31-2.最も期待した効果(SA)
32.効果実感度(SA)
33.効果を実感するまでにかかった期間(SA)
34.最もよく摂取している商品の満足度(SA)
35. 1つ前に最もよく摂取していた商品をやめた理由(MA)
36.今後の商品購入の可能性(SA)
37.次に摂りたい商品(MA)
38.効果が実感できるまで継続できる期間(SA)
39.今後摂取したい剤型(MA)
40.魅力を感じるダブルヘルスクレーム(MA)
41-1.足腰の衰え対策として食事で摂りたい成分(MA)
41-2.足腰の衰え対策として健康食品で摂りたい成分(MA)
42.症状を改善してどうなりたいか(MA)
43.継続のためのサービス(MA)
44.健康の情報源(MA)
45.運動習慣(SA)
46-1.健康面で悩んでいる症状(MA)
46-2.健康面で最も悩んでいる症状(SA)
47-1.ロコチェック①(MA)
47-2.ロコチェック②(SA)
48.価値観・ライフスタイル(SA)

【資料体裁】
A4判128頁

【発刊日】
2024年12月25日