コンシューマーレポートNo.371
2025年 疲れの実態と対策調査(第2弾)

-予防ニーズが浮き彫りに。疲労対策の変化と注目商品の実態-

商品番号 cr220250517
価格 ¥ 462,000 税込
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【調査概要】
◆今回、「疲れ」に対する意識や対策実態を探るべく、『現在疲れに悩んでおり、疲れ対策としてサプリメント・健康食品、ドリンク剤、市販薬のいずれかを摂取している20~70代の男女1,236人』を対象にアンケート調査を実施した。なお、当調査は前回の2023年に続き、2回目の実施となる。

◆まず、8万人を対象に行った事前調査では、今回の本調査対象者に該当する“疲れ対策層”の割合が全体の10.3%に上ることが判明。前回より0.8pt増加し、性別・年齢を問わず増加傾向にあることがわかった。

◆疲れの実態をみると、疲れを感じる頻度は「一週間のうち2~3日程度」、疲れを意識する瞬間は「朝起きた時に体がだるいと感じる時」が最多となった。疲れの症状としては「体がだるい」「肩こり」「首筋のこり」などが多く挙がり、これらはつらさの度合いも強い傾向にある。また、疲れの最大の原因は「精神的ストレス」であり、『自己診断疲労度チェック』の結果では、精神的ストレスのスコアが高い人ほど総合的な疲労度も高くなる傾向がみられた。

◆また、脳疲労の認知状況については、「言葉も内容も知っている」が22.9%、「言葉は聞いたことがあるが、内容はよく知らない」が56.1%、「知らなかった」が21.0%となった。前回からは「内容はよく知らないが、言葉は聞いたことがある」という人が10pt近く上昇しており、脳疲労の認知度は着実に高まっている。一方、自身が脳疲労に該当すると感じている人は約8割に達するものの、「対策できている」と答えた人はわずか12.1%にとどまった。

◆対策商品の摂取実態では、①「リポビタンD」、②「ヤクルト1000/Y1000」、③「inゼリー」がトップ3となった。とくに「ヤクルト1000/Y1000」は認知度・摂取経験率ともに高水準を維持し、「inゼリー」は認知度・摂取経験率・現在摂取率すべてにおいて大幅な伸びを示している。また、注目の新商品「セサミンバイタル」については、認知度こそ低いものの、摂取経験者のリピート率は7割超と非常に高いことがわかった。

◆さらに、疲れに対する意識では「疲れてから対処するのではなく、疲れないように対策したい」と考える人が8割を超えた。対策商品に期待する効果としては、「疲れの予防(疲れない体になる)」が54.3%で最多となり、予防ニーズの高さが浮き彫りとなった。

◆当調査では、20~70代の男女の疲れの症状、日常生活への影響、疲れに対する考え方、疲れ対策商品の摂取実態などを調査。さらに、性別、年齢層別に加えて、「ブレインタイプ」「マルチタスクタイプ」「メンタルタイプ」「フィジカルタイプ」「エイジングタイプ」の5つのクラスターでも分析している。

【主な調査内容】
■疲れの症状・つらさ
■疲れの原因と対策
■疲れによる行動面・精神面への影響
■脳疲労の認知度・該当率
■疲れ対策商品の摂取実態
■魅力的なヘルスクレーム など

【調査実施日】
2025年4月3日

【調査方法】
WEBによるアンケート調査
調査エリア:全国
対象:疲れに悩んでおり、サプリメント・健康食品・ドリンク剤・市販薬(内服薬)で対策をしている20~70代の男女1,236人(20~70代の男女80,000人から抽出)
※今回の調査では、事前調査の結果を基にしたウエイトバック集計を行っているため、n数や出現率に誤差が生じている。

目次
■調査概要
■被験者特性
■事前調査
■本調査

【分析編】
1. 疲れ対策層の規模
2-1. 疲れの実態①(頻度・タイミング
2-2. 疲れの実態②(症状)
2-3. 疲れの実態③(症状×つらさ)
2-4. 疲れの実態④(原因)
3. 精神的ストレスと疲労度の関係
注目トピック①:リラック系スニーズの高まり
4-1. 脳疲労①(認知度・自覚度)
4-2. 脳疲労②(症状・対策率)
4-3. 脳疲労③(該当者の特徴
参考:脳疲労との相性が良い商品とその商品に対する不満点
5. 身体的疲労・精神的疲労・脳疲労の位置づけ
注目トピック②:糖質疲労
6. 疲れと睡眠・ストレス・免疫力の因果関係
7-1. 疲れ×睡眠(ソーシャル・ジェットラグの実態
7-2. 疲れ×睡眠(ソーシャル・ジェットラグの疲れに対する影響)
8-1. 疲れ対策商品の認知度
8-2. 疲れ対策商品の摂取経験率
8-3. 疲れ対策商品の現在摂取率
9. 予防としての疲れ対策
10-1. 疲れ対策商品のカテゴリー別購入ポイント
10-2. 疲れ対策商品のカテゴリー別イメージ
10-3. 疲れ対策商品のブランドポジション
注目トピック③:大型新商品「セサミンバイタル」
11-1. 疲れ対策商品の商品評価①
11-2. 疲れ対策商品の商品評価②
12. 今後の対策意向
13-1. クラスター別分析:ブレインタイプ
13-2. クラスター別分析:マルチタスクタイプ
13-3. クラスター別分析:メンタルタイプ
13-4. クラスター別分析:フィジカルタイプ
13-5. クラスター別分析:エイジングタイプ

【集計編】
1.疲れの症状(MA
2.疲れの症状のつらさ(SA)
3.疲れによる行動面・体調面への影響(MA)
4.疲れによる精神面への影響(MA)
5.一週間のうち疲れを感じる日数(SA)
6.疲れを意識する瞬間(MA)
7-1.疲れの原因(MA)
7-2.疲れの最大の原因(SA)
8.精神的ストレスになっていること(MA)
9.診断された疾患名(MA)
10.疲れと睡眠・ストレス・免疫力の関係性①(SA)
11.疲れと睡眠・ストレス・免疫力の関係性②(SA)
12.疲れに対する意識・行動(SA)
13.食後の眠気やだるさの原因(MA)
14.脳疲労の認知度(SA)
15.自分が脳疲労に該当すると思うか(SA)
16.脳疲労の症状(MA)
17.脳疲労の対策ができているか(SA)
18.疲労のイメージ(MA)
19-1.疲れに効果があると思う食品・飲料(MA)
19-2.疲れ対策として意識的に摂取している食品・飲料(MA)
20-1.知っている栄養成分(MA)
20-2.疲れに効果があると思う栄養成分(MA)
20-3.疲れ対策として意識的に摂取している栄養成分(MA)
21-1.知っている商品(MA)
21-2.疲れ対策としてこれまでに摂取したことがある商品(MA)
21-3.疲れ対策として現在摂取している商品(MA)
21-4.疲れ対策として現在メインで摂取している商品(SA)
22.疲れ対策商品のイメージ(MA)
23.疲れ対策商品の摂取目的(SA)
24.疲れ対策商品の摂取シーン(MA)
25.疲れ対策商品の摂取頻度(SA)
26.疲れ対策商品の摂取期間(SA)
27.疲れ対策商品の購入先(MA)
28.疲れ対策商品の購入ポイント(MA)
29.疲れ対策商品の効果実感度(SA)
30.疲れ対策商品で体感した効果(MA)
31.疲れ対策商品で実感した効果(MA)
32.疲れ対策商品の不満点(MA)
33.疲れ対策商品の商品満足度(SA)
34-1.疲れ対策商品に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
34-2.疲れ対策全般に費やす1ヶ月あたりの金額(SA)
35.今後行いたい疲れ対策(MA)
36-1.疲れ対策商品(菓子)に期待する効果(MA)
36-2.疲れ対策商品(サプリメント・健康食品)に期待する効果(MA)
36-3.疲れ対策商品(ドリンク剤)に期待する効果(MA)
36-4.疲れ対策商品(市販薬)に期待する効果(MA)
37-1.魅力を感じる疲れのヘルスクレーム(MA)
37-2.最も魅力を感じる疲れのヘルスクレーム(SA)
38-1.魅力を感じるWヘルスクレーム(MA)
38-2.疲れと関連があると思うWヘルスクレーム(MA)
39.疲れを予防・改善することでどうなりたいか(MA)
40-1.平日の起床時間(SA)
40-2.休日の起床時間(SA)
41-1.平日の就寝時間(SA)
41-2.休日の就寝時間(SA)
42.自己診断疲労度チェックリスト(SA)
43.価値観・ライフスタイル(SA)

【資料体裁】
A4判137頁

【発刊日】
2025年5月22日